社会に出ると、学校のような実力社会なのではなく、
縁故採用やコネに頼った仕事の仕方をよく見ることがある。
僕はクリエイティブなことは実力100%評価だと考えているが、
そうではない場面も多々あるのは事実だ。
テレビ業界の悪しき習慣、
バーターやタイアップはその象徴だけど、
それがスタッフまで及ぶと、
脚本という心臓部に関わってしまう。
「セクシー田中さん」の脚本家、
相沢友子は、元ホリプロだったのだそうだ。
写真を見るとたしかにホリプロらしい、
あたりの優しそうな明るそうなものが出てくる。
まあ脚本家は腕一本で渡るので、
エレファントマンだろうが美人だろうが関係ない。
ところで、
ネットの噂があったので、
一応確認してみた。
脚本作品と主演の関係。
木南晴夏(ホリプロ) セクシー田中さん
石原さとみ(ホリプロ) 失恋ショコラティエ
綾瀬はるか(ホリプロ) 本能寺ホテル、プリンセストヨトミ、鹿男あをによし
などをwikiで確認することができる。
ホリプロ主演と相沢はつながっていた!
と陰謀論として騒ぐには根拠が薄いが、
なんらかの忖度がまったく働いてない、
かはなんともだ。
日テレ報告書で疑問に思ったのは、
なぜかPたちが脚本家を異常に丁重に扱ってることなんだよね。
ただの忖度や接待や気を遣ってるとは思えず、
なんらかのプロテクトを感じるレベル。
また脚本家選定の理由も根拠薄弱で、
最初にあげた6人の候補とは違うところから決まっている。
脚本家が傷つかないようにマイルドに原作者の言葉をやわらげるとか、
脚本打ち合わせという実力100%の場では、
言語道断レベル。
だから相沢は権力をちらつかせたか、
別の人間が匂わせたかしか考えられない。
脚本降板後のクレジット問題、
二次利用阻止しよう問題も、
常識からすると不可解なレベルで揉めている。
ここに陰謀論の種がいるのよね。
どう考えてもふつうの手続きじゃないもの。
僕はどっちでもいい。
ただ、実力100%の場に、
コネで80%の者を寄越すな、
とは思う。
キャストや音楽のバーターはまあショウビジネスだから理解するけど、
作品の心臓部にそれを持ってきたら、
100のものが80にも20にもなるよな。
ちなみに相沢は、「東京島」一本をもって、
僕は全否定レベルだ。5もないんじゃない?
プロデューサーは、何を持って脚本家を決めるのか?
そこがブラックボックスすぎるよな。
僕は忖度なしで100%の仕事をする人と仕事をしたい。
「いけちゃんとぼくは大して面白くなかったけど、
風魔が面白いのは原作の差ですか、
制作体制の差ですか、それとも調子や才能の問題ですか」
と正直に聞いてくる人と、
仕事をしたいね。
2024年06月12日
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