これは人間観察の勉強になる。
https://x.com/oryzae1824/status/1802687104255934526
仮に、
「重力の存在を忘れがちな宇宙飛行士」
というお題を出されて、
こんなに自然なものを書けるだろうか?
もっと大袈裟ななにかで表現しがちじゃないかな。
それを、コップとペンという日常的な小道具で表現できてるのが、
とてもリアルだよね。
・当然のようにその場に置いたつもり
・落ちた音に気づかない
(落ちると思ってすらいない)
・宙に浮いてる位置に目線を戻す
・「?」となるまでの間が絶妙
・しかもペンで二回目やる
(頭ではわかっているが、
体は条件反射)
・それを理解して「アホか俺は」というリアクションがリアル
これらのディテールを、
想像だけで思いつくことは、
かなり難しいんじゃないかな。
宇宙滞在が当たり前になって、
はじめてこんなに日常と繋がるんだろうな。
想像だけでリアリティを構築できない例として、
覚えておくと良い。
日常は、大袈裟なところじゃなくて、
小さな日常の中にある。
宇宙遊泳しようとして2階の窓から落ちるような、
大きなところではない。
コップを宙に置く感覚という、
日常感覚が大事なんよね。
2024年06月17日
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