2024年06月18日

【薙刀式】編集モードという発想

Twitterから。
> 薙刀式の編集モードの発想が好きすぎるんだがどうやら親指シフトは無理な体質らしい 変換無変換使ってかろうじて編集モードを新下駄に移植するなどした(紅皿)

変換無変換は、昔の編集モードのホットキーだった。
USキーボードでも使えるように、
変更したのであった。
(その代わり面数を増やせた)


僕は、
機能キーやIME操作キーが遠すぎると思う。

ホームポジションを崩さずに、
ブラインドタッチで、
流れるように、
候補を選んだり文節を変えたり、
確定したり修正したり、
ブロックを選択してコピペしたり、
できるとは思えない。

手書きで書いてるときはそれができる。
囲んでこっちに移動とかやったり、
二重線で消したり、<でインサートしたり。
少なくとも手が原稿から離れることはなく、
文と手と意識はつながったままだ。

なのにキーボードでそれが出来ない意味がわからない。
僕がブラインドタッチ能力が低いのか。
仮に全部できたとしても、
カーソルをブラインドで取って戻して、
シフトカーソルと使い分けて、
なんてのは明らかに動線の無駄だ。

だから、
手を動かさないまま、
30キー+スペースキーの31キー内で、
文章に関するすべてを完結すべき、
と考えた。

考えた、というより、
当たり前の前提だとすら思っている。

そのようにキーボードが出来てないのは、
ものを書く道具として間違ってるとすら考える。

なぜ間違ってるのかといえば、
キーボードはその他の目的にも使う、
汎用道具だからだ。
汎用道具を作った人が、
物書きがやりたいこと、やるべきことを、
理解してないからだ。

だとすると、
ないのでつくるしかない、
ということでここまでやってきた。


もちろん、
僕の出した編集モードが、
最高のものという保証はない。
だけど普段使っていることから考えて、
少なくとも僕のやり方では、
これ以上改善しない究極体ではある。

とはいえ、
新下駄との組み合わせかー。
BSは近くにあるからいいが、
候補選択の←→(縦書き)と、
エンターが近くにないので、
そのへんはうまく改造されたい。

編集モード単体で存在するのではなく、
やはり薙刀式と融合してはじめて威力を出すところもあるからなあ。

あと動線の感じね。
薙刀式の動線の感覚と一致したものを、
編集モードはめざした。
あと一つの面をなるべく連続で使えるようになってるのも、
手間を減らすポイントだろう。

そんなことを考えながら出来上がったものだが、
使用用途は人によって大きく変わるだろうから、
カナの配列ほど絶対的ではないと考えている。
なので自由に改造できるポイントだね。

TY位置のカーソルをやめるとか、
それを使わずに編集モードに十字カーソル仕込むあたりから、
改造がはじまるかもしれない。
よく使う記号は別にあるかもしれない。
特定のマクロを使うかもしれない。

人によって目的は変わるから、
それに特化するのはやぶさかではない。



ということで、
編集モード、もっとみんなやればいいのに。

「DFを押しながら右手」
だけでも15キー使えるから、
そこに何か仕込むだけで変わってくる。
文字を書く上では3キー同時押ししにくいような組み合わせを、
選ぶのがポイントだろうね。

実装はオリジナルのDvorakJ版を参考にされたい。



(ちなみに、変換無変換で編集モードに慣れたら、
スペースキーで同じ操作をすると薙刀式のシフトですよ…)
posted by おおおかとしひこ at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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