v16(仮)の編集モードの左手2面を、
まだいじっている。
でもなんとなくこれがベストかな、
と思えたので記録しておく。
左手2面は、
脚本マクロ、小説マクロ、
選択範囲をカッコで囲むシリーズだ。
選択範囲をカッコで囲むマクロは結構便利。
だけど、
左手1面の不規則なカッコの配置の「裏」と定義したので、
左手2面のカッコが不規則な配置になり、
2面に規則的なマクロを配置できない問題がある。
左手1面は現在こう。
最新 『』 (未) 保存 ・
…… () ? 「」 《》
ーー 【】 ! 確定次 |
人差し指伸ばしの《》|は、フリガナ記法に必要なもの。
?!「」()……確定次あたりを最も使うので、
それらがわかりやすいようにならんでいる。
なので『』()【】「」《》
の、5つのカッコは、
結果的に規則的にならんでいるわけではない。
これの裏に、選択範囲をカッコで囲むと、
2面はこうなっちゃうのよね。
+をカッコで囲む記法として、
***を自由に置けるところとすると、
*** +『』 *** *** ***
*** +() *** +「」 +《》
*** +【】 *** *** ***
という配置になってしまい、
ここに「規則的なマクロ」を配置できなくなってしまう。
v15までは、
中指と小指のところに、ペアになるマクロを置いてたのだが、
なんとも使いにくかった。
人差し指中指のペアも、上下段しか空いてない。
で、
「規則的にマクロを置きたい」のか、
「選択範囲をカッコで囲むのを、1面の裏に置きたい」のかを、
天秤にかけることにして、
前者の方を優先することにした。
+カッコ類をざっと外に出して、
+『』 *** *** *** ***
+() +「」 *** *** ***
+【】 +《》 *** *** ***
とすると、使いやすい中指人差し指に、
規則的な配置を置けるやん、
ということに気づいたのだ。
脚本記号に必要なのは以下。
○(柱記号)
□□□(ト書き字下げマクロ)
/(柱内区切り記号、「、」でも可能)
×××(シーン内区切り記号)
脚本マクロに必要なものは以下。
ト書きを切って整形 ト切と略す
ト書きを貼って整形 ト貼と略す
セリフを切って整形 セ切と略す
セリフを貼って整形 セ貼と略す
また、小説マクロとしてセリフ内を書き終えた時、
確定して次のセリフの「」を入力 小セと略す
確定して次の地の文の□を入力 小地と略す
これらを規則的に並べて、
切り貼りを人差し指中指のアルペジオに仕込むと、
ダラダラダラダラと作業できるので、
+『』 ××× / □□□ ○
+() +「」 セ貼 セ切 小セ
+【】 +《》 ト貼 ト切 小地
と、わりと綺麗に並べられたので、
今のところこれが最強。
小説と脚本が綺麗にわかれて、
セリフと、ト書き地の文も綺麗に分かれて、
切り貼りがアルペジオで連続可能で、
脚本記号がすべて上段に置けた。
「選択範囲をカッコで囲む」を重視しない場合、
これは最適解かも。
(ただし、□□□のト書き記号が上段なのに、
ト書きマクロが下段なところだけ直感に反する。
ただそれ以外はパーフェクトなのよね)
実際脚本一本書くのに使ってみたが、
これは今まで史上No. 1によかった。
薙刀式は「物語を書くための配列」と、
僕の使用用途を最大限に楽に速くするためにつくった。
ただ使ってみようと思う人の中で、
実際に脚本や小説を書く人は、
数%だろうと予測している。
だから、カナの流れやIME操作など、
日本語に関するところを使ってもらって、
このような物語執筆特有の操作系は、
取捨選択してどうぞ、
というスタンスになっている。
そもそも編集モードはよく使うものをうまく配置しようぜ、
ということなので、
ZXCVの位置を変えたくない人は、
JK+ZUCVに、いつものショートカットを仕込んだってよいのだ。
その辺はキーマップ、マクロパッドの考え方と同じだろう。
ただ、カナをいじり始めると沼ですぞ、
俺が先に散々やったから一つの局所最適を使ってみて、
という警告はしたいかなあ。
シンプルで使いやすい解というのは、
コロンブスの卵のようなものだ。
最初からなぜそれを思いつかなかったか悔しいくらい。
というわけで、
これがv16(仮)の、編集モードになると思われる。
もっと良い解を思いつくまではこれが最強だな。
もちろん、
1面の裏がカッコで囲むほうが直感的に使いやすく、
そっちを主に使いたい人は、
v15のものを使うとよいだろう。
そもそもカッコ類の配置も変えてもいいくらいだ。
2024年06月20日
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