2024年06月25日

【薙刀式】IME操作体系

薙刀式はカナを並び替えて打ちやすくしただけではない。
IMEの操作や、書くことによく使うものの、
動線を再整理したものだ。

それらを一覧して整理してみる。


以下を見てわかるように、
基本的なものはすべて人差し指と中指と親指だ。
使う部分だけならべるとこんな感じ。
ホームキーFJを中心に並べられていることがわかる。
   T  YU
 DFG  HJK
  V    M,
    Sp

IMEオン HJ同時
IMEオフ FG同時

BS   U
確定  VM同時(エンター)
    Sp+V(、+確定)
    Sp+M(。+確定)
    次の文字を打つ(もともとある自動確定)

(以下縦書き前提)

次候補 TまたはSp
前候補 Y

次文節 DF+M
前文節 DF+J

文節伸 DF+,
文節縮 DF+K


また、右手薬指小指まで拡張して、

次文字移動 DF+M
前文字移動 DF+J

次文字選択 DF+,
前文字選択 DF+K

次7文字選択 DF+.(大移動を兼ねる)
前7文字選択 DF+L(同)

次行移動 T
前行移動 Y
次行選択 Sp+T
前行選択 Sp+Y

カタカナ変換 DF+;
ひらがな変換 DF+/


のような基本的なものを揃えている。
ほかに、選択範囲を再変換、Home、End、確定End
(何かを確定して最新部へ復帰)、
文末まで消去、Del、入力キャンセル(確定前のものを未入力に戻す)
などがDF+右手に入っている。


基本的な操作は、
FJを中心としたものに、
2キー同時押しを含めて割り振られていて、
Spを押しながら何かか、
DとFの2キーを押しながら3キー目を押す、
に応用的な何かが当てられている。

実はカナの位置を覚えるよりも、
これらを先に覚えて、
変換から確定までや、
確定後を編集する行為を、
先に効率化した方がいい、まであるかも、
とすら思えるくらいだ。

(もっとも、TYUの3キーが単打前提だから、
ふつうの配列では無理だけど)



IMEを操作して、
こんなことをしなければならない言語は、
世界で日本語だけ?

中国語も同音意義の選択はあるらしいが、
自動で分けられた文節をコントロールしたり、
文字種をカタカナやひらがなに指定したり、
確定後の文字を再変換したりするようなのは、
日本語しかないのでは?

などとちょっと思っている。
(多言語タイピングに詳しい人おしえてください)

だからこそ、
我々はデジタルによる日本語を、
もっとネイティブに、
もっと効率よく、
打てるべきなのだ。

それに関する、デフォルトキーの遠さ、
動線のつながってなさは、
あまりにも効率が悪いと僕は思う。


FJ付近だけでIME操作をして、
カナでもFJ付近を中心に打ち続けるのが、
薙刀式である。

それらは、僕は不可分だと思う。
カナだけ並べてても、
全体の一部しか効率化できてないと考える。

単純に、
デフォルトのカーソル、シフト、エンター、BS、
Del、Home、Endが遠く、
僕はブラインドタッチできない。
仮に出来たとしても、
遠く散らばってるのは事実だ。

なぜFJを中心とした、
動線効率のいい動きに変更しないのか、
僕には意味がわからない。



効率の悪いIMEの操作法なんて使ってたら、
2000字書くだけでいっぱいいっぱいでしょ。
僕は一息で5000字くらいやりたい時が多い。
薙刀式じゃないと辛くてやってられないよ。

逆に薙刀式なら、
手が勝手に5000字くらいはすぐ書ける。
これこそが、
デジタルの道具に欲しかったものでは?
とたまに思う。
posted by おおおかとしひこ at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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