あーこれこれ。昔見て絶望して、
今さらに絶望が深くなった。
今の絶望点はここ。
「これはコロナ前の数字で、しかも当時のレート1ドル110円計算」
日本の一つの局の予算よりも、
ネトフリが15倍の予算を使っている。
160÷110=1.45なので、
15×1.45=22倍、ネトフリが多い。
くらくらする。
ちなみにこれは、
「一つの局の全予算」だから、
ドラマはさらにその一部ってこと。
ドラマ同士でくらべたら、
100倍になりかねないね。
こりゃ絶望するわ。
日本映画はハリウッド映画に勝てないのと同様、
日本のドラマは(業態こそ違えど)、
ネトフリに勝てない気がするね。
逆から見てみよう。
100倍面白いかどうか?だ。
100ってことはない。
精々数十倍じゃないかな。
でも、
数十倍の予算をぶっこんでも、
数十倍おもしろくはならない。
投資額に対してリターンが線形には返ってこない。
大金をかけてもコケるリスクと隣り合わせなので、
日本は、
小さな額で小さな面白さをつくりだす、
コスパに特化した、
といえなくもない。
所詮はウサギ小屋のしょぼい国民が、
身の程をわきまえた枠内に収まったってことかもしれない。
だから、
あなたはどっちをやりたいか?
かもしれない。
僕はネトフリ的なものをつくりたいし、
ハリウッド的なものもつくりたい。
企画はたくさんある。
だけどネトフリは、知り合いからしか企画受けないんだって。
俺の業界、八方手を尽くしてもつながらんのよねー。
誰か紹介して。
我々に出来ることは嘆くことではない。
面白い企画を考えることだ。
それをたくさん貯めておき、
いつか発表する機会を待つのだ。
2024年06月26日
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