2024年08月08日

枷をかけてバランスを取る

あるコンフリクトがある。
AとBの間だ。
Aが強すぎて圧勝だろう、
とする。

そういう時はAに枷をかけて、
バランスを取ると良い。


やり方はなんでもいい。

Aは昼間はめっぽう強いが夜は弱い。

Aはシラフではめっぽう強いが酒を飲むと寝る。
(古来からある、大蛇や鬼に酒を飲ませる作戦)

Aは最強だが定時退社。

Aはめっぽう強いが横にしか行けない。
(カニか)

Aは最強だが、おこづかいは500円まで。


その枷とは弱点でもいいし、
「定時退社」みたいな習慣やルールでもよい。
イスラム教であり、豚は食えないなどのような、
戒律や決め事でも良い。

そのルール内でコンフリクト、戦いが行われるのだから、
その枷を利用した戦いになってくる。

Bがそれを知らずにやっていて、
Bがそれを知ってしまいそうになる、ハラハラ、
でもよい。(劇的アイロニー)

で、Bが逆転しそうな時、
Bにも枷をかけるとよい。

バトルは、それらを縫うように行われる。

あるいは枷は複数あっても良い。

日光に弱く、ニンニクにも弱く、
川を越えられない、
など、複数の枷が吸血鬼にはある。

それはゲームのルールですらある。
オープンルールか、
途中で発覚する系か、
どちらでもよい。

後者なら、もちろん伏線を敷くことだね。
思いつきの追加設定に見えないようにだ。


バトルは結局枷の中で行われる。
ルールの穴をつくことがバトルである。

無制限一本勝負は、
バーリトゥードしかない。
(それでも噛みつき禁止とか、一対一とか、
不文律ルールはある)


制限あり、枷あり、条件ありを、
面白くしよう。
ただ弱点があるだけだとつまらないので、
ストーリー的に面白い弱点や枷を作れば良い。
「死ぬのが怖いこと」vs「死ぬのは怖くない」なら、
前者の方に弱点があるわけだ。
そんな風に、当たり前のことが弱点になるようにも、
設定次第でできるぞ。
posted by おおおかとしひこ at 10:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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