2024年07月07日

【薙刀式】生産性が上がることで、逆に腱鞘炎になるパラドクス

便利な道具が、逆に人を殺すことにもなる。


qwertyを薙刀式に変えた、
腱鞘炎がなくなり、生産性爆増!
へっぽこキーボードから自作キーボードにファインチューニングした、
打ちやすくなり腱鞘炎が消え、生産性爆増!

これは本当である。

だけど、
仮に腱鞘炎負荷が半分になったからといって、
倍以上書いたら、
負荷はかえってひどくなるのよね。

負荷が1/100になったからといって、
100倍以上書いたら負荷は却って増えるわけ。


便利な道具になり、
腱鞘炎負荷が減るのはたしかだ。

qwertyよりも薙刀式は、
体感1/10くらい楽になるし、
へっぽこ市販キーボードよりも、
チューニングした自作キーボードは、
体感1/10くらい楽になる。

だけど、昔より100倍書いたらトントンになっちゃうのよ。

それでもなお、
100倍書ける生活を僕は望むので、
そうしているだけの話だ。

そしてさらなる効率を求めるのは、
この量でこの負荷を下げたい、
という欲望ゆえである。



便利になったがゆえに、
生産量が爆上がりして、
却って負荷が増える。
なにかのおとぎ話のようなパラドックスだね。

それでも僕は、
薙刀式を薦めるし、
自作キーボードを薦める。
同じ生産量でいいなら、
圧倒的に楽になる。


ただ、スポーツカーに乗りさえしなければ、
交通事故死することもなかった、
みたいな新しい悲劇が生まれない保証はない。

妖刀は使い方とセットになる。
薙刀式は、
それくらいには切れるぞ。
武器は、その危険と常に隣り合わせだ。



こんなことを言ってる人は誰もいない。
だからあえて警告してみた。

それくらいには、薙刀式も自作キーボードも、
刃物の威力が高いのだ。
posted by おおおかとしひこ at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック