便利な道具が、逆に人を殺すことにもなる。
qwertyを薙刀式に変えた、
腱鞘炎がなくなり、生産性爆増!
へっぽこキーボードから自作キーボードにファインチューニングした、
打ちやすくなり腱鞘炎が消え、生産性爆増!
これは本当である。
だけど、
仮に腱鞘炎負荷が半分になったからといって、
倍以上書いたら、
負荷はかえってひどくなるのよね。
負荷が1/100になったからといって、
100倍以上書いたら負荷は却って増えるわけ。
便利な道具になり、
腱鞘炎負荷が減るのはたしかだ。
qwertyよりも薙刀式は、
体感1/10くらい楽になるし、
へっぽこ市販キーボードよりも、
チューニングした自作キーボードは、
体感1/10くらい楽になる。
だけど、昔より100倍書いたらトントンになっちゃうのよ。
それでもなお、
100倍書ける生活を僕は望むので、
そうしているだけの話だ。
そしてさらなる効率を求めるのは、
この量でこの負荷を下げたい、
という欲望ゆえである。
便利になったがゆえに、
生産量が爆上がりして、
却って負荷が増える。
なにかのおとぎ話のようなパラドックスだね。
それでも僕は、
薙刀式を薦めるし、
自作キーボードを薦める。
同じ生産量でいいなら、
圧倒的に楽になる。
ただ、スポーツカーに乗りさえしなければ、
交通事故死することもなかった、
みたいな新しい悲劇が生まれない保証はない。
妖刀は使い方とセットになる。
薙刀式は、
それくらいには切れるぞ。
武器は、その危険と常に隣り合わせだ。
こんなことを言ってる人は誰もいない。
だからあえて警告してみた。
それくらいには、薙刀式も自作キーボードも、
刃物の威力が高いのだ。
2024年07月07日
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