2024年07月09日

城戸賞のファイルが使いにくいのでいい感じのをつくった

城戸賞の公式wordファイルがダサい。
変なゴシックフォントだし、
文字間空きすぎて読みづらいし。

なので、
本文MS明朝体で、文字間もそこそこ普通に見えるものをつくった。
城戸賞応募の際にご利用されたい。
応募の際は形式さえ守れば自由なファイルを受け付けているので、
これにそのまま書けばOKです。
城戸賞テンプレ.doc


多分担当者は、
自分でwordファイルで脚本を書いたことがないんじゃないかと思う。
こんなんで応募されたら読む側も読みにくくてしょうがないだろう。


wordには、脚本を書くには致命的な使いにくさがいくつもある。

そもそも僕のタイピング速度についてこないくらい重たい。
せっかく薙刀式で速くなったのに使えないという阿呆さだ。
なので別の高速エディタで書いたものを流し込むだけの器になっている。

wordは文字を書けば書くほど見えない記号を挿入していくので、
文字が多いほど重たくなるという謎仕様がある。
(文字を消してもその見えない制御記号は残り続けるので、
書いて消してを繰り返すほどwordは重たくなる。
くたびれたファイルなどと揶揄される)

小説10万字は水の中くらい重たい。
脚本だと3万〜4万字くらいだから、ぎりぎりかもね。


また、変な字下げモードがあり、
3文字字下げや1文字字下げに勝手に段落をいれることがある。
修正したら大変めんどうなことになる。
なのでそのアシストを切って、自力で空白文字を入れるように設定してある。

〇を箇条書き記号と認識して、勝手に次の〇を補完する邪魔アシストもオフにしてある。


ややこしいのはページ数だ。
本文から1Pを始めたいのだが、
「セクション」で区切らないと思ったことはできない。
それをいちいち調べることは、脚本を書く上でまったく本質的な努力ではない。
なので、テンプレをつくっておいたぜ。

なお第50回城戸賞応募とかのヘッダーはやめた。
ダサいので。
欲しければ自分でどうぞ。


Windowsで動作確認済み。
Macではフォントが化ける可能性があるため、
お使いのフォントに直してください。
でも「……」とか?!あたりが化ける可能性が高いから、
一回書き終えたらWindowsで開いて大丈夫かチェックしたほうがよい。
ネット喫茶にいけばWindowsが触れるだろう。


しかしpdfを受け付けず、docとdocxしか受け付けないってなんだよ。
txtでもいいじゃんね。
修正前提で考えてやがるのか、何も知らないのか。
完成したら編集ロックかけたろかな。

あと、ファイル名はすぐに書き換えてね。
作品タイトルにするのが規約ですよ。

作品名_作者.docなどのほうが整理しやすいはずなんだが、
多分担当者は正規表現などでファイルを整理する能力もなさそうだ。


なぜにこんなダサいファイルにしているのか、理解に苦しむ。
だめなら自由にやれるだけの実力を見ているのか、
ダサくても規約に沿う能力を見ているのか。
映画こそ自由であるべきなので、後者だとしたら残念だな。


ということで健闘を祈る!


(なんか前DLしたのと今回のDLしたので、
中身が違ってわろた。最後のページに【参考文献】が増えてるし)
posted by おおおかとしひこ at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック