相変わらず左薬指が苦手なんだけど、
右の薬指は別に苦手じゃない。
両手を打鍵中に観察してみたら、
左薬指の手の甲の筋肉が、右の同じ部分よりも、
大きく動いていることに気づいた。
手の甲の部分には筋がある。
指を伸ばすときに使うのだろう。
収縮を開放することで指を縮めるときにも使うだろう。
その左右の差を観察していると、
筋の盛り上がりに、左右差があることに気づいた。
右手はほとんど盛り上がらず、ピクッと動く程度なんだけど、
左手はかなり大げさに盛り上がる。
グイッて感じか。
つまり、
左薬指のほうが、動かすのに筋力を使っている。
そりゃすぐに疲れるわけだわ。
同じことをやるのに、
筋肉をより使っているならば、
しんどいし、長時間持たないし、
うまくコントロールできていないということだろう。
なるほど、「弱く左薬指を使おう」と思っている最近は、
そのことに別方向から気づいた、というわけかもしれない。
同じことをやろうとしているのに、
余計な力がかかり、力み、硬直し、
結果リリースしきれず、疲れる、
ということがあるのかもしれない。
指だけでなく、打鍵姿勢の制御やキープでも、
似たようなことがあるのかもね。
武術の奥義で骨で動く、
というものがある。
筋肉を緊張させずに、最大限使って、
しかも疲れない方法論だ。
ゆっくりなら出来るけど、
速く動くときはついうまくいかず、
息切れして疲れてしまうものだ。
それをどんなときにもゆっくり動くのと同じように動けるのが達人らしい。
武術ではそれが出来なくても、
書き物ならできるんじゃないか、というのが現在地点だな。
まずは左薬指を細かく動かせるようになれば、
苦手の指をましに動かせるようになるかもなあ。
2024年08月01日
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