毎日一行でも書けば進むよ、なんてよく言われる。
それを信じて、つらい努力を続ける人もいると思う。
僕は反対だな。
書けない時に書いたものって、ろくな文章じゃないんだ。
毎日書いて、コツコツ続けることが得意な人ならば、
そうしてもいいかもしれない。
僕はそれは無理だ。
毎日やる習慣を、なるべく減らしたいと思っている。
歯磨きや風呂すら、僕には苦痛なのよね。
髭剃りは必要な時しかしないし、なんならしない時のほうが多いくらい。
(在宅になってから余計だな)
洗濯も掃除もなるべくしたくない。
食事すら毎日したくない。腹が減るから食うけど。
だから運動とかダイエットとか、
毎日やるものってかなり辛い。
それが出来る人ならば、
毎日書くことは苦じゃないかもしれない。
でもそうじゃない人だっているだろう。
瞬発力で書く人は特にそうだろう。
思いついた、ぐわって書くのは、
毎日じゃ無理だ。
毎日思いつけ、というのはかなりの苦行だし、
成功率が高いとは思えないし。
ただし、若いうちは、自分を鍛える意味でも、
やっておいたほうがいいとは思う。
やったことがないならば、
それを経験することで、出来なかったことができるようになる瞬間は、
味わっておいたほうがいい。
そんな死線を何度も越えてきた現在では、
僕は毎日書くことはしていない。
もともと書けないタイプだし。
以前も書いたかもしれないが、
僕は12日を周期とする四柱推命を基準に、
執筆スケジュールを組んでいる。
それが使いやすかったからそれを使っているだけで、
四柱推命を信じているわけでもない。
大きくは合っているから、運命の基準に使えるかもしれない。
(人によって合う占いというものがあるそうだ)
それによれば、
3日連続やって、1日休んで、1日やって、1日休んで、
3日やって、3日休む、
というリズムである。
不規則でいいでしょ。
3日休むがあるのもいいし、
3日坊主で終わるスケジュールも良い。
休みの日はインプットに使ってもいいし、
原稿そのものを見ずに、
頭の中で構想を練ってもいいし、
白紙にやろうとするアイデアを書きだすでも良い。
毎日原稿に向かう人は尊敬できるけど、
それって呪いにかかっているだけなんじゃないか、
と思うこともある。
まあ、結果オーライだよ。
出来てればいいんだ。
僕は夏休みの宿題が、毎日できない子だった。
最後にガーッと詰めて仕上げていた。
それは一生続く仕事のやり方になるよ、
と思う。
最初にガーッとやって仕上げてあとは遊ぶ人。
毎日コツコツやっていた人。
最後にガーッとやる人。
そのやり方しかできないと思う。
ただ、最後にガーッとやると、
リライトや修正が全然間に合わない。
だから僕は、8/31を複数回決めて、
その第1回締め切りまでに何をやる、
第2回締め切りまでに何をやる、
と決めておく。
毎日書いて書けない人は、
参考にされたい。
調子の悪い時に書いたって、いいものは書けないよ。
焼肉食ってテンション上げて書けばいいのさ。
2024年10月27日
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