岡さんが、
フリックqwertyが行けるなら5面になるわけだから、
フリック親指シフトもフリック薙刀式もいけるのでは?
とツイートしてて、
おもしろそうなので考えてみる。
https://x.com/kanchokker/status/1821412916580778381
…少なくとも、そのままじゃ無理の模様。
厄介なカナ「ふ」がある。
ふ ぶ ぷ
ふぁ ふぃ ふぇ ふぉ ふゅ
なんなら今のv16仮版では、
ヴァ ヴィ ヴェ ヴォ ヴュ ヴ
も追加(vはfの濁音という考え)してて、
「ふ」まわりは計14面!もある。
「し」は?
し じ しゃ しゅ しょ じゃ じゅ じょ
しぇ じぇ
うーむ10面。裏の「め」を入れて11面。
濁音になる拗音カナは常に8面かー。
「て/り」に関しては、
て で り りゃ りゅ りょ てゅ でゅ
と8面あるし、
「と/に」でも、
と ど に にゃ にゅ にょ とぅ どぅ
と8面。うーん大変。
薙刀式は、
濁音、半濁音、小書きに関して排他的配置なので、
表 裏 濁音 半濁音 小書き
に限れば5面に収まるので、
これならフリック形式は可能かも知れない。
ただ薙刀式の気持ちいいところは拗音一発のところもあるから、
それがなくなって二打鍵になるのはやや切ない。
8方向フリックを認めれば9面できる。
外来語は捨てればいけるのではと思ったが、
「ひ」があったわ…
ひ び ぴ
ひゃ ひゅ ひょ びゃ びゅ びょ
ぴゃ ぴゅ ぴょ
の12面か…
薙刀式が悪いんじゃない。
複雑な日本語のカナが悪いのさ。
むしろ薙刀式は排他的配置で相当上手く圧縮してるんだ。
もっと評価されるべき。笑
仮に実装できたとしても、
そもそもqwertyキーボードでのフリック、
やりにくいよな。
フリックがいいのは3×4の狭いマスに収められてて、
一本指で行けることだと思うし。
そもそもブラインドでタッチパネル打てそうにないしなあ。
左薬指のノールックフリックとか絶対無理そう…
むしろ、
一本指フリック前提の5×5のカナ配列があれば、
薙刀式の拗音外来音抜きの、
排他的配置配列を並べられるな。
ただそれが現行のフリックより良いかというと、
そこまででもなさそうか。
タッチパネルでは狭い方が有利だと思うんだけど。
フリック親指シフトも、同様にブラインドタッチにネックがありそう。
(追記)
カーブフリックみたいに、2段階曲げで拗音を実装できるかも。
(追記おわり)
言語が手より複雑な形をしてしまったことが、
キーボード入力の悲劇の原因かも知れない。
いやむしろ、
手や口より複雑なものを発達させたから、
人類は猿を脱したのかもしれないねえ。
2024年08月08日
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