モバイルアームレスト、左右そろった。
上から見ると、腕より外側にいるため、
腕が外旋方向、テント方向に転がるのを堰き止めてる感じだ。
横から見ると机面の水平に対して、
手首を置く面が傾いている。俯角9°。
さらに、それよりも1センチ腕を置くところが下にある。
手首をここに置いてもよいし、
腕だけ置いてもよい。
がっつり腕を乗せてもいいし、
斜めにちょいと乗せるだけでもよい。
体重の預け方も色々できる。
適宜、姿勢的寝返りを打つことが目的だ。
腕は重い。成人男子は一本5〜6キロある。
肩で吊り、手首だけで支えるには無理がある。
アームレストはそれを支えることで、
肩や手首の負荷を下げる目的で、
長時間の打鍵を可能にするものだ。
日本の事務机はタイピングに最適な高さより10センチ程度高い。
そこにキーボードを置いたときに、
前腕は斜め上の角度を取る。
(机と水平に前腕を置くのは肘の位置が高すぎると思う)
手首が背屈しない状態をキープできるのも良い。
中指第一関節-手首関節-肘が一直線になる感じ。
逆チルトまでいかないくらいか。
肘ごと乗せたかったが、
トルクが大きすぎて、
机に取りつけられるほどの大きさは、
3Dプリントでは無理だった。
これくらいのトルクならば、
回転せずに安定して机にキープできる。
MJFのPA12GB素材、
つまりガラスビーズ入りナイロンで、
しかも1000番までやすりを入れて蜜蝋仕上げをしているので、
すべすべしてしっとりしていて、
非常に手の置き心地がよい。
ありなしで比べたが、
ありで慣れると、なしにしたときに、
急に重力が重くなったように感じる。
ということは、腕が軽くなったような効果があるということだな。
肘の負荷、肩近辺の負荷(前側、肩甲骨側)
が減り、
長期的に打っていくことに向いている。
しかも持ち運びがしやすい大きさで、
1ミリ厚塩ビを机接触面に貼ってあるので、
机を傷つけず、
どこのカフェでも使えるというすぐれもの。
(机厚1・5センチ〜5センチまで対応)
というわけで、かなり快適です。
次の自キイベントで展示します。
売り出すと3・5万円以上になりそう。
欲しい人いたら商品ページつくります。
2024年08月31日
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