英語の一音節で、これが一番長い単語だと知った。
str e ngth
たしかに子音+母音+子音の構造だわ。
ステノワード、CharaChoderの仕組みは、
これを同時押しすることで、
一音節一同時押しを実現することだ。
catならc+a+tを同時押しする。
actとどう区別するかは、
配列次第。
CharaChoderはソフト的に文脈で判断して、
ステノワードは対応するコードを変えてたはず。
つまりそれぞれを覚える漢直に似ている。
これは、英語特有の仕組みだから成立する。
日本語ローマ字なら、
「つよさ」だったら、
tu同時押し、yo同時押し、sa同時押しの3回だものね。
多く現れる一音節内の子音を、
まとめてガバッと押すシステムじゃないので、
日本語の一音節がただのローマ字になってしまう。
つまり、日本語は英語に比べて音節数が多いのよ。
strengthは1音節なんよね。
ストレングスは5音節。
カタカナ語が良くないのは、
元の英語よりも音節数が多く、
日本語の普通の言葉よりもずっと音節数が増えてしまうことだ。
coference、会議ならそれぞれ3音節
(con/fer/ence、か/い/ぎ)だが、
カンファレンスだと6音節になってしまう。
僕の考えだけど、
「音節数の多い語ほど、難しい概念の語」
だと思っている。
つまり、
「本質的な(原始的な)語ほど音節数が少ない」
と思っている。
だから、3音節の言葉で言えるときに、
カンファレンスなんてのを持ってくるやつは、
話を難しくしたいバカだと考えている。
会議でいいじゃん。
ああ、最近打ち合わせをミーティングっていうバカが増えたね。
僕らの業界では「打ち」と2音節なんだぜ。
何の打ち合わせかによって打ち合わせの内容は変わるから、
コンテ打ち、美術打ち、キャスト打ち、
なんて言い方をする。
その業界でよく使う言葉は洗練される。
音節数が減らされて略語になる傾向だね。
2か3あたりが現実的だろう。
逆に、それまである2〜3音節の言葉と被ったら、
同音意義になってしまうわけだね。
私立と市立は、バカの所業よね。
ということで、
日本語も英語も、
「音節数と概念の難易度が大体合ってる」
系だと思う。
それをカタカナ語が破壊してる感じだ。
まあ、子音+母音+子音の体系(子音は最大4くらい並ぶ)
を、
子音+母音(子音は原則1、例外はy)
の体系に変換してるからややこしいだけで。
さて、
だからステノワードやCharaChoderは、
英語の音節構造に特化した打鍵方式だ。
日本語の音節構造には特化していないから、
まったく応用できないのが残念だ。
今のところ、
「アルペジオでよく使うカナ連接をじゃらっと行く」
が最速のメソッドではなかろうか。
ローマ字がこうなってないので、
少なくともローマ字入力は、
日本の音節構造を生かした入力法ではないと批判したい。
ローマ字入力のメリットは、
マスターの早さしかなくない?
総合的な負荷は高いでしょ。
2024年09月01日
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