2024年09月10日

【薙刀式】なぜカナ入力か?

薙刀式はカナ入力のひとつである。
新配列はローマ字系(大西配列、tomisuke配列、カタナ式…)と、
カナ系に分かれる。(漢直はおいとく)

僕は、ローマ字を薦めずにカナを薦める。
打鍵数の違いが理由なんだけど、
本質的には、「一息に打てる文字数」のほうが大事だ。


さっき、
「違いがはっきりしてくる」と、
一息で打った。

【】をセンターシフト、()を同時打鍵とすれば、
【G】(FJ)K(FJ)CGW【E】REHI
だ。
12アクション、総打鍵数16打。(打鍵効率1.33)

これをローマ字で打ってみると、
TIGAIGAHAKKIRISITEKURU
と、22打打つ必要がある。

「違いがはっきりしてくる」は2文節だが、
意味としては一塊だ。
僕はこれを一塊で打ちたい。
仮に手書きならば、一息に書く部分だろう。
「違いが」で一休みしない。

薙刀式はこれを12アクションで打つ。
カナならではの手間の少なさだ。
ローマ字ならば、
それがどんな配字であろうと、
22アクション必要になる。
(AZIK系でも20打は必要だ)

どっちが一気に打てるかな?
僕は薙刀式までだな。
ローマ字22打を一息に打てる指力がない。

ローマ字サイドは、
子音+母音は同時押しみたいなもんだから1アクション、
というかも知れない。
それでようやくカナのアクション数になる。

総打鍵数比較だと16:22で、
薙刀式に分がある。

この、残り6を、僕は打てる気がしないんだよ。
もし打てるなら、
「違いがはっきりしてくるときまで」
まで打ててしまうことになる。

この例文だとローマ字ではさらに打鍵数が増えて、
その打鍵数が打てる指なら、
薙刀式ではもっと打てることになる。

アキレスと亀みたいになってきた。


つまり、
どこまでいっても、
同じ指の力なら、
カナ系のほうが、一塊を大きく取れるんだよね。

思考の塊を大きく取れるということは、
思考の射程が遠いということ。

ローマ字で一息で打てる塊は、
カナより小さい。
つまり、思考の一息が短く、
息継ぎから息継ぎまでの思考の射程が短い。

僕はこれが嫌いなのだ。


つまり、息を止めて潜れる深さが違う。


タイパー並みに速くなれば、
僕のタイプウェルSS程度の薙刀式を、
ローマ字で超えられるだろうね。
だけどそんなに努力しなきゃいけないローマ字って、
アホじゃないか?


僕は思考を深く潜りたいのであって、
指の力を鍛えたいのではない。

どちらが思考が楽か、答えは明白だ。



だからカナ入力にしない人は思考が浅いのだ、
と馬鹿にして煽ってみよう。

反論できるローマ字の方求む。


漢直はもっと深くなるのだろうか。
漢文を書くなら漢直は効率的だが、
漢字かな混じり文を12アクションないし16打で、
どこまで書けるんやろ。
薙刀式と同程度で、思考の深さはあんまり変わらない?
(岡さんの研究中のシステムなら、
上の例文だと同等。
これより漢字が増えると総打鍵数はむしろ増えるかな?)
posted by おおおかとしひこ at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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