薙刀式はカナ入力のひとつである。
新配列はローマ字系(大西配列、tomisuke配列、カタナ式…)と、
カナ系に分かれる。(漢直はおいとく)
僕は、ローマ字を薦めずにカナを薦める。
打鍵数の違いが理由なんだけど、
本質的には、「一息に打てる文字数」のほうが大事だ。
さっき、
「違いがはっきりしてくる」と、
一息で打った。
【】をセンターシフト、()を同時打鍵とすれば、
【G】(FJ)K(FJ)CGW【E】REHI
だ。
12アクション、総打鍵数16打。(打鍵効率1.33)
これをローマ字で打ってみると、
TIGAIGAHAKKIRISITEKURU
と、22打打つ必要がある。
「違いがはっきりしてくる」は2文節だが、
意味としては一塊だ。
僕はこれを一塊で打ちたい。
仮に手書きならば、一息に書く部分だろう。
「違いが」で一休みしない。
薙刀式はこれを12アクションで打つ。
カナならではの手間の少なさだ。
ローマ字ならば、
それがどんな配字であろうと、
22アクション必要になる。
(AZIK系でも20打は必要だ)
どっちが一気に打てるかな?
僕は薙刀式までだな。
ローマ字22打を一息に打てる指力がない。
ローマ字サイドは、
子音+母音は同時押しみたいなもんだから1アクション、
というかも知れない。
それでようやくカナのアクション数になる。
総打鍵数比較だと16:22で、
薙刀式に分がある。
この、残り6を、僕は打てる気がしないんだよ。
もし打てるなら、
「違いがはっきりしてくるときまで」
まで打ててしまうことになる。
この例文だとローマ字ではさらに打鍵数が増えて、
その打鍵数が打てる指なら、
薙刀式ではもっと打てることになる。
アキレスと亀みたいになってきた。
つまり、
どこまでいっても、
同じ指の力なら、
カナ系のほうが、一塊を大きく取れるんだよね。
思考の塊を大きく取れるということは、
思考の射程が遠いということ。
ローマ字で一息で打てる塊は、
カナより小さい。
つまり、思考の一息が短く、
息継ぎから息継ぎまでの思考の射程が短い。
僕はこれが嫌いなのだ。
つまり、息を止めて潜れる深さが違う。
タイパー並みに速くなれば、
僕のタイプウェルSS程度の薙刀式を、
ローマ字で超えられるだろうね。
だけどそんなに努力しなきゃいけないローマ字って、
アホじゃないか?
僕は思考を深く潜りたいのであって、
指の力を鍛えたいのではない。
どちらが思考が楽か、答えは明白だ。
だからカナ入力にしない人は思考が浅いのだ、
と馬鹿にして煽ってみよう。
反論できるローマ字の方求む。
漢直はもっと深くなるのだろうか。
漢文を書くなら漢直は効率的だが、
漢字かな混じり文を12アクションないし16打で、
どこまで書けるんやろ。
薙刀式と同程度で、思考の深さはあんまり変わらない?
(岡さんの研究中のシステムなら、
上の例文だと同等。
これより漢字が増えると総打鍵数はむしろ増えるかな?)
2024年09月10日
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