2024年09月14日

モアイ像が歩いたという伝説がある

最近の研究によれば、
「モアイ像を丸太をコロにして運んで、立てた」
よりも、「立った状態で歩かせた」ほうが合理的説がある。
https://x.com/MasayukiTsuda2/status/1834667432730148885


これ、先日の現場で、
「すでに飲み物が大量に入った冷蔵庫を、
男二人で運ぶ」羽目になったときに、
咄嗟に僕らがやったことなんよね。

100本位入ってるペットボトルを全部出して、
冷蔵庫運んで、また入れ直す手間を考えると、
回転しながら行けるのでは?と二人でやったら、
このモアイ像っぽく動かせた。

重心を大きく動かす(寝かせる、立てる)よりも、
重心キープのままのほうが仕事量が減る。
現場の感覚だね。
コロ方式では、丸太が円で道が平らじゃないと、
絶対安定しないだろうし、坂道つらそうだし。


ちなみにモアイ島には、
「モアイ像が歩いて自ら居場所を決めた」という伝説があって、
この技法を暗示してると思う。

なにより、これ楽しいからこれを楽しみにお祭りがあると思うんだよ。
このモアイの前に楽隊と踊り子がいて、酒を振る舞ってさ、
「神が歩くので道を開けよ」ってなったら、
超楽しいじゃんね。
年一回の祭りになるし、なんなら神移りの祭りがあってもいいし。
むしろ、
この「巨像が歩く」文化の島の話を、
つくらないのかな?
めちゃくちゃアナログ撮影で見てみたいよなあ。
大魔神の新作とか、これでやればいいのに。


ピラミッドやストーンヘンジなどの巨石文化も、
コロ方式じゃなくてこれじゃね?
なんなら紐で縛らずに、
取手付きで切り出しておいて、
運び終えたら取手を削り落としてたかもしれないし。

考古学者たちは、引越しや倉庫のバイトをした方がいいぞ。
重いものを運ぶ知恵を先に学ぶべきだ。
posted by おおおかとしひこ at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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