四人称なる人称のある言語があるらしい。
とはいえ、その指す範囲は言語によって違うそうな。
へえ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E4%BA%BA%E7%A7%B0
上に引用した記事は、
言語学に寄りすぎてて、その言語を学んでない人から概要が見えないのが残念だ。
(明らかに滑らかな日本語として訳出できてないし)
ただ、三人称を切り分けるというのはなかなかに面白い。
身内の三人称と、
世間という三人称は、
日本人は使い分けてると思う。
「みんながそういってる」の「みんな」は、
レイヤーがあるように思える。
あるいは「おてんとさま」は、
四人称なんだろうか。
「神は見てる」という感覚は、
キリスト教にはあるのか?
罪を神父に告白するだけだからなあ。
日本人は無宗教などといわれるが、
「おてんとさまが見てるから、
その日の下で悪いことはできない」
というのは一種の太陽教よね。
国の神は天照だしな。
物語における四人称=観客というのは、
まあ昔から言われてきたことだ。
第四の壁として演劇の時代から言われている。
1、2、たくさん、
という意味で人間の認識は3が限界だと僕は思っている。
三人称の中でも身内が登場した場合、
他者ではなく我々という集合概念になるんじゃないかなあ。
すべては疑ってかかれ、
というのはものを作る上で当然の法則だが、
まさか三人称を疑う日が来るとは思わなかった。
人類、深い。
2025年01月15日
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