2024年10月13日

【薙刀式】手の動き

Alternative Typing Contestのおかけで、
マックスまで速い薙刀式の手の動きを、
動画で観察することができて興味深い。
そして自分の感覚が動画になってて、
おもしろい。


手の動きが小さいと感じる。
薬指小指はあまり使わないので、
人差し指中指が中心。
その4本をアルペジオにも左右交互にも使う。
手の動きは、
人差し指中指の上下段の動きか、
人差し指伸ばしを使う時。
(たいてい伸ばし位置からの外回転を使う)

とくに、
左手だけを見る、
右手だけを見る、
などをしてみるとよくわかる。


これはqwertyの、
左手だけ、右手だけと比較すればあきらか。
qwertyは達人ほどいびつな指の形をして、
無茶な動きで痙攣するように動く。

右手はNとIOと-を結ぶラインを中心に、
Yまで出張したり、,.まで出張したり、
エンターやBSまで出張する。

左手はATを結ぶラインを中心に、
手首を回転させてERSあたりを取る。
たまにBへ出張。

これらがアルペジオを偶然取れば楽だが、
それは半分以下の確率で、
大抵は遠い場所へ連続する。


薙刀式はおだやかだ。
隣り合うキーが結構多いので、
手の動きも少ないし、
指の連続が楽そうに見える。
僕の指自体は速くないが、
次の指の場所が近いから取れている。

ごくまれにTYを取ってることがあり、?と思うと、
「YouTube」だったり、
「・」だったり(JK+T)する。
まあこれは許せる範囲か。


やはりTYを常用するかしないかで、
手の形や運動が全然変わってくる。

薙刀式は中下段中心で、
中指薬指上段もよく使い、
馬蹄形(Ω型)に指を使う前提が多い。
だから見ていてどっしりした感じがする。

長距離用のフォームだ。

qwertyは短距離のフォーム。
疲れは二の次で、いま速ければ倒れても良い、
的な感じがする。

そもそもローマ字のピッチ走法、
カナのストライド走法、
というテンポの違いも含めて、
どう考えてもqwertyのほうが難易度が高い運指だ。

ピアノの課題曲があるとして、
どちらを選びますかと言われたら、
qwertyを選ぶ人はいないだろう。


薙刀式の指の感覚だと、
qwertyの指の感覚は、2〜3倍以上働いてる気がする。
総打鍵数比で1.3倍程度違うが、
残り0.7〜1.7分は運指経路の無駄な動きに費やされている感じ。
これを定量化して評価したいものだ。

かつて僕の900連接データをつかって、
岡さんがqwertyと薙刀式を速度で比較できるようにしたが、
疲れ方で比較できないものかなあ。
900連接を疲労で評価すれば可能?
主観的な数値になるかなあ。

動画で見て、
「打ちやすい運指」「打ちにくい運指」は、
主観的には語れる。

ATCで何喋ろう、なんて今から考えてるんだけど、
qwertyの動画撮って比較するのは面白いかもなー。

KIHでいろんな配列の手の動きを見れたけど、
BSやエンターが無駄で、
配列自体の手の動きをまとめても、
ここで損してるなーと感じてしまい、
肝心の手の動きを比較的なかったな、
というのが印象深い。
親指エンターやBSの配列も来ることを期待して、
そのへんの話ができるといいかな。
posted by おおおかとしひこ at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック