具体例ではなく感覚なんだけど、
ATCをやってる時にミスりやすく煩わしいと感じるのは、
左手連続な気がする。
右手でも高速アルペジオになる運指だったとしても、
左手連続はほとんど高速になってない、
というのが僕の900連接の調査の結果であった。
つまり左手は、
一部の高速組み合わせをのぞいて、
左手を連続させるべきではなく、
左右交互に振り分けた方が良い、
というのが僕の手の特徴であった。
それが、今回の高速チャレンジで、
如実に実感している。
右手はなんぼでもアルペジオを高速に打てるけど、
左手は全然遅いわ。
掠りミスもするし、思ったように手が動いてないんだろう。
これは僕だけの特徴なのか、みんなそうなのか。
(利き手を右として)
新下駄のアルペジオを研究したとき、
左手は右手と同じくらいのアルペジオを内蔵していて、
左右対称的に手を使うんだなあ、
と僕の薙刀式の感覚とは異なる感じが興味深かった。
http://oookaworks.seesaa.net/article/479222384.html
僕が新下駄を挫折したのは、
まさにこの左手部分だったのかもなあ。
こんなに僕は左手を使いこなせてないや。
(だから左薬指も限界なのだろう)
そもそもqwertyローマ字では、
Aがめっちゃ嫌だし、
SもWも咄嗟に打てないし、
SDを混同するし、
ERを混同するし、
RTを混同する。
GHも混同する。
左手が弱すぎるのかもなー。
ATCの例文で言うと、
「三毛猫は基本的にメス」がダントツつらい。
左 みけねこはきほ てきにめ
右 ん す
だからね。一気打ちは大体ミスるから、
どこかで一拍必要になる。
あと「では」「には」「とは」あたりが左中指縦連なのも、
案外これに拍車をかけている。
普段の打鍵速度では気にならないが、
高速打鍵を目指すほどにミスの要因になってくる。
そもそも「三毛猫は基本的にメス」を、
一気打ちするのは競技だけだ。
実戦ではどこかに変換の拍が入ると思う。
そういう実戦と競技の乖離は、
こうした片手連続でも出てくるんだなー、
という感想。
高速打鍵の圧をかけると、
配列の欠点も滲み出てくるもんだねー。
「薙刀式は競技用ではない」
の仮説を確認するために今回頑張ってるんだけど、
実戦と競技は何が違うのか、
の解像度を上げたいんだよね。
それが「左手連続すぎる運指」とは、
やる前は気づけなかったことだな。
というわけで、淘汰圧をかければ、
見えてくるものもある。
面白いのでもう少し続ける。
目標200ないし197(かつての自由文最高速記録)。
あとやっぱこれだけ短いと無呼吸になるよなー。
それで心拍数が上がって手汗かいて、
って悪循環があるんだけど、
呼吸しながら落ち着いて高速打鍵できるものなのかな。
2024年10月19日
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