2024年10月20日

テレビシリーズでこのクオリティ(「ボルテスV: レガシー」評3)

全90話の獣士たちを先取り編集したもの。
https://x.com/_MARKosphere/status/1847767217326190946
これだけ見てたいわ。
こんなに胸熱な映像初めて見たわ。
だがしかし。


ウルトラマンが3分しか戦えないのは予算の都合。
だがウルトラマンは残り17分を重厚なSFドラマで埋めて名作となった。
ドラマ風魔も同じく。
時代劇のチャンバラも同じく。

怪獣や殺陣はショウの華だが、
のこりの95%がつまらないのはドラマではない。
これは「ウルトラファイト」ではないのだ。


日テレが総力を上げて傑作を作ろうとした、
「西遊記」を思い出す。
これはフィリピンのそういうプロジェクトなのだろう。
憧れの外国作品を総力を上げてつくるんだな。

まじでVの字斬りがかっこいい。
爆炎の中にVの光が出るのはほんとによい。
重厚感がたまらん。Vの時の剣の返しが最高。
特撮班はパーフェクト以上の仕事をしている。
だけどこのカッコよさに見合うドラマ班がいなかったのか。

本編テレビ版のドラマはどうだったのだろう。
少なくとも今回の再編集映画版は2点(100点満点中)。
posted by おおおかとしひこ at 07:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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