2024年10月25日

【薙刀式】ドームキーキャップと人差し指伸ばし

いわゆる人差し指伸ばし位置のキー、
右手でいえばYHNのキーがもしなかったとしたら、
ドームキーキャップ、コンベックスキーキャップじゃなくても、
いいかも知れない。


改めて自分の打鍵動画を見ていると、
ドームの形を生かした滑り打ちって、

・ホームポジションから人差し指伸ばし位置へ打つとき
・伸ばし位置のあとに元に戻りながら打つとき

がとても多いと思った。
つまり、手首のヨー回転併用時だ。

qwertyにもこの運指はある。
hi ho no ni yo yu(その逆も)
ky
あたりだろうか。

薙刀式は人差し指を多用する(左右で5割使う)ので、
人差し指伸ばしも、TYを除きよく使う。
このせいもある。


このときに、手首が水平に回転しつつ、
手首が一回起こしつつまた被せつつ、
指が伸びるので、
指先はドーム型曲線になり、
コンベックスを生かして滑り打ちをする、
感じだ。

勿論上下方向のみの場合もある。

上方向:
中段→上段 一番生かしている
下段→上段 水平の方が最短かもだがぶつかりはしない
下段→中段 中段の手前半分を滑らせる

下方向:
上段→中段 奥に力を抜いてから移行するときに
上段→下段 同
中段→下段 下段を前滑りで取れればよいが、垂直しがち

下段はコンベックスじゃなくてコンケイブがいいのかな、
などと中→下だけを見ると思うんだけど、
結局色んな運指の方向性があるから、
コンベックスのほうが対応しやすい、
というのが結論だ。


で、薙刀式では、
同指連打、同鍵連打はなるべく少なく設計してあるので、
指を渡りながらの上下移動+手首回転、
という運動が多い。

だから、ドームキーキャップにたどり着くのも、
必然だなあと思って、
自分の打鍵動画を観察している。


人差し指伸ばし位置がなければ、
つまり4×3段などのようであれば、
手首の水平回転の併用がないので、
チェリープロファイルのような、
シリンドリカルで、上下段も凹んだパターンがよろしかろう。

だけど人差し指伸ばしがあることで、
指を浮かすときに隣にぶつかるよね、
とコンベックスを作ったときに思ったんよね。

お椀型を否定するのは、
人差し指伸ばしの使い方によると思うな。


僕はもう小指伸ばしを使うつもりはないが、
もし使うならここにもドームの続きがあるべきか。
手首の回転を生かした丸みでコンベックスがあるべきだろう。
(球の続きで崖に落ちるような感じがいいのか、
やや水平がいいのかはわからない)

今のところドームの頂点はKキーになっているが、
伸ばしを使うならば別のキーを頂点にしたり、
球の半径を変える手もあるだろうなあ。
Jにするだけで、テントになりそうだし。

あるいはNやMを頂点にして、奥チルトにもできるかも知れない。

その辺はMiniAxe基準なので深く考えてはいない。



あと高速打鍵競技では、
正確に打つこともかなり大事なので、
滑り打ちをあまり使わなくなる。
擦りミス、押してないミスを防ぐために、
垂直気味の打鍵が増えるね。

確実に打ちたいから、
つい力も込めてしまい、
普段の柔らかい打鍵をしなくなってしまう。

スピード競争のフォームと、
長距離のフォームは違うね。
スプリントのフォームとジョギングのフォームが、
同じわけないんだけど、
なぜかみんな同じだと誤解してるのかも知れない。
posted by おおおかとしひこ at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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