ATCをプレイ中のパソ活さんの興味深いツイート。
> 辞書学習オンでほぼミス無しだと243(初見で辞書学習オフだと130〜150)
> 覚えたらこのくらい違うという参考に。暗記したスコアは別競技くらいの感覚。
僕の薙刀式のスコアと比較してみる。
僕の場合、「普段使ってるIMEの学習状態」で初見をやった。
おおむね、115〜135。
パソ活さんの130〜150というスコアに対して、
0.9程度の速度ということになる。
パソ活さんはわざと?IME学習をオフにしていたため、
候補は都度選んでいたはず。
だから、
普段の学習状態だともう少し速かったかも知れない。
さて。
IMEが学習を終えた状態。
問題文に関してはほぼ誤変換をせず、
ついでに打ち手の我々も、
ワードの暗記が大体できている状態。
僕が188なのに対して、パソ活さんは243。
0.77だ。
このことは何を意味するのか。
学習攻略が終わった状態が、
「競技の実力」の差だと思われる。
0.77僕が遅い。
一方初期の状態、初見状態が、
「実戦の実力」の差だと思われる。
0.9と開きが少なくなる。
つまりこれは、
薙刀式は実戦に強く、競技は弱い、
ことを示唆しているのかな?
競技的実力でいえば、
僕とパソ活さんでは、だいぶ開きがあろう。
レシオ0.77よりもっとあるイメージだ。
ところが実戦に近い状況では、
その競技者分の差はつかず、
かなり縮まるということがいえる。
僕が直感的に思っていること、
「qwertyは競技では速いかも知れないが、
実戦では遅い」
「競技が実戦と乖離しすぎている」
ということの状況証拠に見えるんだよね。
じゃあもっと実戦に即した競技を考えたいところだが、
今の所それが思いつかない。
「せーの」で初見文をやる毎パソ方式なら、
かなりいいんだろうけどなあ。
しかしさすがパソ活さんだ。
タイパーレベルのスコアまで攻略してくるなー。
僕は190行かねえと苦しんでる止まりですわ。
というわけで、
薙刀式の実戦は、競技者レベルのqwertyの実戦と、
大差ねえぜと言えるのではなかろうか。
つまり、
あなたがqwerty競技者レベルでない限り、
qwertyより薙刀式が速いだろう、
と予測することができると思う。
実感としてはそりゃそうなんだけど、
僕はqwertyを挫折した人間なので、
説得力がイマイチだった。
(ATCもqwertyだと70なので。ちなみにレシオ0.29)
qwerty競技者レベルと実戦では渡り合える、
というのは薙刀式のかなりな優位点じゃなかろうか?
2024年10月28日
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→この0.77は、「入力速度」の差と言っていいでしょうね。
しかし、初見だと「入力速度(0.77差)」「変換の手間(???差)」のミックスになるので、入力速度のウェイトが薄まります。
そしてタイパー特有の気質として、タイピングゲームでスコアを上げることが目的だと変換に興味が無いので、相対的に初見の変換スキルは普通の人と大差なく、今回のような比較結果になるパターンが多いでしょう。
部活でいつも学習オフにするような人だと変換スキルも差が出て、そのまま0.77差になる場合もあるでしょうけど、僕のように学習オンで文章も似たパターンが多い普通の人だと、大岡さんとの変換スキルの差は無いどころか、むしろ大量の創作文をアウトプットしている大岡さんのほうが上手な可能性も十分あります。
これらを踏まえると、速度偏重(相対的に変換にそこまで興味ない)タイパー特有の事情が数値として表れたことであって、配列の評価とは言い切れないんじゃないでしょうか。
たぶんですけど、変換の手間のぶんだけウェイトが薄まるんだから、
「QWERTYに限らず、入力速度差が大きい人との比較だと同じようになる」
のがスッキリした考察結果になるような気がします。
たしかにそうかもです。
あるいは変換+配列の二つのファクターが混ざってて、
分離できてないだけの数値かもです。
まさか「変換に興味ない」まであるとは想定外…
やはり配列単独を取り出して優劣は議論できなさそうな気がしてきました。
打ち手や熟練度や部門でいくらでも変化しそう。