ATCを最後のひと踏ん張りやってるんだけど、
185〜187と、ベストの188の手前で止まっている。
で、
今朝秒8.0打というのが出て、いつもの7.0前後からして驚異的だなあと思った。
おそらくこの数値はローマ字換算と思われる。
変換なしのタイプウェルの僕の限界値が秒5.5カナ。
×1.7=9.35。
変換で多少落ちてることを考えれば、
ATCの秒8打はローマ字換算と推測する。
薙刀式の打鍵効率は1.3なので、
5.5×1.3=7.15
つまり僕の指の限界速度は、
秒7.2キー程度だと思われる。
順次打鍵でこれを打てるとして、
kpmに直せば432kpm。
うむ、ローマ字タイパーとしてはあまりに凡人クラスだ。
この指は鍛えれば速くなるのかしら。
でも普通の人はもっと遅いのではないか。
薙刀式は速い人のための配列ではなく、
遅い人が凡人タイパーくらいになる配列だろう。
だからおのずと限界があるに違いない。
もうこの速度では、
左右盲、指の間違い、段の間違い、
擦りミス、離しミス、2回押しちゃう、
など、ありとあらゆることが起こる。
とくに左薬指と中指にミスタイプが集中する。
(右手はほとんどミスしない)
限界の火花が上がり続けているのを、
じっと無感情で見ながら耐えている。
限界領域とはこんなものだろう。
久しぶりにそのチャレンジをして、
少し面白くなっている。
薙刀式は、だから秒7打程度が設計限界です。
その先は不明、というのが僕の限界だ。
ここから先は、
・小指も参加させること、小指周りの運指を整えること
・左薬指についても同様
・TYにも単打文字を置いたほうが有利
・BSも単打領域に置かないほうが有利
・親指の通常シフトをやめて、同時シフトにするべき
・連続シフトもやめて、逐次シフトにするべき
・人差し指中指偏重をあらためるべき
・左右交互をもう少し増やして長い文でも偏らないように
・句読点確定やめる、記号確定やめる
・同時打鍵もやめてロールオーバー前提の順次にする?
などのような、
薙刀式の設計思想の根本から否定した配列に、
改造しなければならないと感じた。
人によってはこの7や8が、
10とか6とかになるかも知れないが、
高速打鍵配列に要求されることと、
普段使い配列に要求されることは、
だいぶ異なるのでは、
という当たり前のことを再確認している感じ。
親指シフトや薙刀式がなぜ競技では速くないか?
競技用じゃないから、というのは、
負け惜しみのように聞こえてしまうため、
具体的に議論できるように事例を収集してる感じだ。
やはり(現代のレベルの)競技には、
日常の能力を逸脱した能力が要求される。
競技は、本来このような実戦への課題の発見の機能があるはずだ。
F1とかそうだよね。
ただゲームしてる場合ではないのだ。
2024年10月30日
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