競技タイピングではワードが決まっていて、
それを丸暗記して事前練習しているのが強いと思う。
ていうか、初見でそこまで早く打てるわけがない。
だけどそれは実戦とだいぶ遠い。
初見の文章で勝負できたらいいのだが、
初見文を一斉に示せるのは、
みんながせーの、で出来るときだけだ。
(質もそろっている保証がない)
e-typingでは定期的に文章セットが入れ替わる。
だけどワード慣れしてしまう後半には、
初見文章とは言えなくなる。
実タイはChat GPTで生成した文章らしい。
これ、毎回ランダムなのかな。
だとしたら面白いが。
で、なるべく同じ条件にして、
しかも毎回初見になる方法を考えた。
「ネットから適当に拾ってきた、
実在の文をランダム20出す(毎回変わる)」
というもの。
質がそろうかどうかは微妙だが、
20も出せば大数の法則が効くだろう。
運の上振れ下振れはあるだろうが、
それは既存のランダム出題と同程度と見る。
文の著作権だが、
一文程度ならば引用の範疇と考えられる。
(最後に引用元を明示すれば法的にも問題なかろう)
絵文字や顔文字は除去かな。
三点リーダーか、ピリオド3か、などは統一したほうがよさそう。
送り仮名の表記ゆれはしょうがないとみなそう。
一文がいいのか、句読点くらいの区切りなのかは、
ちょっと考え物だな。
トータルの文字数をある程度毎回そろえたほうがいいかも知れない。
(タイプウェルみたいに最後の文は途中で切れるみたいに調整してもヨシ)
これがあれば、
毎回初見文で戦えるような気がする。
辞書の調教は問題文に特化しなくなるし、
いつも使っている辞書で対応できる範囲になる。
単語登録の裏ワザは使えなくなるし、
(使いこなせるならそれは漢直のようなものだ)
補完入力を使いたかったら使ってもよい。
問題文は広範囲だし、
同じ問題はまず二度と出ないので、
前回の履歴は無意味になるだろう。
検索の対象を、もう少し高尚にするならば、
著作権のなくなった小説をまとめた青空文庫を対象とする手もある。
まあちょっと小説文体、昔の文体に偏るだろうから、
やっぱネットにあるリアルななんでも、
が最強のような気がするなあ。
(10回に1回くらいで混ぜてもいいけど)
というわけで、
出来る人誰かつくってみて。
リザルトは、
総合タイム、文字数/分、打数/秒、
あたりがあれば最低限よいだろう。
そもそも問題文集めが、
今回ATCではけっこう大変だった。
ファクトチェックもあったし。
というわけで、このランダムネット文クロール方式は、
結構よさそうに見える。
(追記)
集めた文章に、誤字脱字が含まれている可能性を考えてなかった。
誤変換はIMEで対応できそうだが、
誤字脱字はその通りの再現がイラッと来そう…
とくにローマ字の脱字をカナで再現するのはかなり不利に働くなー。
機械的に撚ることは出来なさそうだから、
それをルール上含むしかないかー。
内容の真偽が偽の可能性もあるが、
それは引用元をチェックして自分で判断してね、ということにしよう。
クラウドは信用できないかなー。
愚衆を除去できない可能性がある。
つまり文章は知性の上澄でもあるので。
そこも含めて人間臭いと考えるかどうかだな。
2024年11月01日
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