2024年11月06日

【薙刀式】漢直と打鍵数

そもそもローマ字からカナに行ったのは、
打鍵数を減らして疲れにくくなりたいからであった。
漢直だとさらに楽になるかな?
そうでもなさそう?




T-code基準にすると、1漢字2打。
ただ数字段使う2打は、
30キーの中の2打とは疲労が異なりそう。

薙刀式の打鍵効率は1カナ1.3打(総打数)。
ローマ字の1.7にくらべると76%。
24%お得になった感はある。

1漢字あたり読み仮名は1〜3カナとして、
1.3〜3.9+スペース+カーソルだけど、
現実的には一括変換したりするから、
どれくらいのストロークで1漢字を出してるのか、
ちょっと計測できないね。
(もし計測器作れる人いたらテスターやりますよ)


ただ、漢直の動画を見ていると、
24%は得してなさそう。
悪運指もT-codeなら結構あるし。
労力だけでいうと、カナとどっこいかも?


何が言いたいかというと、
「漢直のメリットってなに?」
をずっと考えているのだ。

「マスターが大変」というデメリットは誰でもわかるが、
「それに見合うメリットって何?」
をうまく言えないのかなあとずっと思っている。

「最高だぜ! しんどいけど」のときに、
最高がしんどいを上回ればもっとみんなやるだろうなと。

今の所の僕の理解では、
「漢字変換が不要なので、
脳から直接字が出ていく」のが良いと思っている。
間に余計な工程がないのがよいと。

とはいえねえ…あの漢字を覚えるのはねえ…
っていつも立ち止まってしまう。


で、他のメリットとして、
「手がカナより楽になるのだ」
って言えないかなっておもったのだが、
カナ側の計測が出来なさそうだな、
と思った次第。

打鍵数が変わらないなら、
脳の負荷を取る分漢直をやる?
うーむ、そこまででも、と思うので、
漢直のここが手放せない!
なんて議論を探しております。

漢直のブログ、すでに404になってるのが多くて、
全然情報が出てこない…
posted by おおおかとしひこ at 17:03| Comment(4) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
"議論を探しております"
議論というほどではないかもしれませんが私が漢直の自作、使用に行きついた流れがもし一つの参考になれば。
標準のかな入力 ->
新JIS配列を知って使い始める。(設計思想を気に入り、実際の指運び等のデータもたっぷり集めている。) ->
(半)濁点、拗音が独立していて音韻単位での割り当てでないのが気になる。(感覚的問題。親指シフトやTRON配列の影響かも) ->
新JIS配列の設計思想で自作のかな配列(m-code、mはmora(音韻)の頭文字)を作成。(シフト入式か同時打鍵か迷うも無意識に打てるようになればどちらも変わらないだろう、完壁な同時はないだろう、実用上はNキーロールオーバーと同時打鍵は変わらないだろうとシフト方式を選択) ->
漢直も興味あったから、m-codeと同じデータを元に同じ設計方針で作成。(k-code)
->
漢直の漢字を300字くらいを憶えて両方をしばらく実際に使ってみる。
->
m-codeは文章を全て平仮名で書いてる感覚で書き心地が凄く悪くなっていった。
->
k-codeを使うことに。

という感じです。
感覚、心地という面ではチャット等、話してる感覚で打鍵することが多いなら音韻(ひらがな)をベースにした方が心地いいのかも。
(学習コストという面だとk-code(漢直)は…)
Posted by kamimura at 2024年11月08日 13:04
>kamimuraさん

生の声をありがとうございます。
参考にした指運びのデータなど開示いただけると、
他の人の参考になるかと思います。

漢直は学習コストが…と怯える人々に、
実際の漢直マスター記のようなものを、
どこかにまとめておいておくと、
後進の人々の役に立つと思います。

配列に関する議論はレシピと同じで、
失われたら再現できなくなるので。
Posted by おおおかとしひこ at 2024年11月08日 14:08
> 参考にした指運びのデータなど開示
k-codeのホームページのk-code表 - 設計思想・設計方法、利用したデータ https://cs.mkamimura.com/posts/2024/09/k-code%E8%A1%A8-%E8%A8%AD%E8%A8%88%E6%80%9D%E6%83%B3%E3%83%BB%E8%A8%AD%E8%A8%88%E6%96%B9%E6%B3%95-%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF.html で開示してるつもりで、実際に自分で集めたデータではないです。誤解を招くコメントだったかもです。m(_ _)m
上記のサイトを指運びについてもう少し補足すると、
・Wikipediaの新JISの設計方法、指の運動特性を測定以下
・BTRONのPDFの4.1の機械的配置以下
を参考にしました。
ついでに http://oookaworks.seesaa.net/article/505615671.html のコメントの続きもこちらで。
> その3000を覚えられるかが興味の中心
現在は1618語(漢字以外も含む)を記憶してて、
>漢直マスター記
にいては最初は休みの日に平仮名を一気に覚えてGoogle日本語入力で普段使いできるようにして、それから300漢字/休み1日で覚えて増やしたり、他に空き時間とか30分間で表をながめて30字くらい覚えたりで今、上記の語数になった感じです。
(最近は新漢字を30字くらい覚えることもしてなくて、普段使いで覚え済みの字を手が慣れていっているという感じ)
速度はATCじゃなくて漢字変換ありの実用タイピングゲーム だけどhttps://x.com/mkamimura/status/1858136848025149470 といった感じです。(速いのか遅いのか…)
Posted by kamimura at 2024年11月20日 17:58
>kamimuraさん

参考になります。
そのスコアだとATCで岡さんと戦えるもうひとつの漢直レベルなので、
是非来年は参戦を…!
Posted by おおおかとしひこ at 2024年11月20日 18:48
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