ATCで喋ろうと思ってることを先にまとめておく。
うまく喋れないかもしれないので。
「新配列は競技qwertyより速くない。
だから新配列は役に立たない」
このことに反論したい。
qwertyに挫折した人は7割いる、
という反論だ。
仮にqwertyが義務教育だとしよう。
タッチタイピング率は3割。
つまり7割が卒業できないんだよ。
それって義務教育としてはクソじゃない?ってこと。
3割のエリート卒業者はいいよ。
そのまま速く打ってください。
でも脱落した7割は、
どうすりゃいいの?って話よ。
卒業できるまでいる?
新配列は、
残りの7割を救うためにある。
もちろん、○○配列を学び、
1割しかマスターできないかもしれない。
じゃあ残りの6割の人は、
別の○○配列にチャレンジすればいい。
そうやって、
qwerty3割、○○配列1割、○○配列1割…と、
国民の多くの人がブラインドタッチできるようになれば、
新配列は仕事をしたと思うんだよね。
エリートはqwertyでどうぞ。
たとえばATC 313を出した人がいる。
秒12打以上出てる。
そんなふうに、僕ら凡人の指は正確に速く動かない。
そんな人を、
新配列は救う。
新配列がたくさん普及したら、
日本人の半数はブラインドタッチできるようになるかもしれない。
大西配列が人気でもいいし、
薙刀式がはやってもいい。
月配列や新下駄がヒットしてもいいよ。
僕の指は所詮秒5〜6打だ。
それでもATC 188出せる。
その、凡人を救うために、新配列がある。
qwertyの方が速いという人は、
セームシュルトみたいな人なんだよ。
どんなK1ファイターでも、
ガタイでまず勝てない。
相撲取りやプロレスラーに会ったことがある?
彼らの肉体の分厚さは、
どんな武術も勝てないと思うガタイだ。
qwertyタイパーとはそんな人たち。
僕らはヒョロガリで、
それでも普通にブラインドタッチできるまで、
チートを覚えた人たちだ。
勝負の土俵が違うよね。
そしてそんな凡人、義務教育落第者が、
日本には7割もいる。
その7割に、新配列を薦めたい。
ひょっとしたら、
そこそこ速く打てるかもよと。
多くの人にとって、
フリックが新配列の代わりになるかもしれない。
それでもいいと思う。
そこそこの速度、ATC 70出せれば、
ビジネスタイピング1級なんだよ。
qwertyでそこに行く人3割より少ないでしょ。
でも、フリック含む新配列を許容すれば、
その数はもっと増えるよ。
僕らはqwertyに勝つのが目的じゃない。
ブラインドタッチをマスターして、
思い通りの文章を書くことだ。
7割の人間を、
少しでもこちら側=文章を思い通りに書ける側に呼びたいのだ。
そういう意味では、
僕らは寺子屋である。
識字率(書き)を上げたいわけだ。
qwertyタイパー並みの指が僕はほしかった。
その指をもって薙刀式でRTC優勝したいさ。
でもその指は僕にはない。
秒17打も動かない。秒6が限界だろう。
それでも書ける。
それが新配列だ。
ブラインドタッチのできない7割のみなさん、
スタンダードでない別のやり方、
alternativeなやり方で未来へ行きましょう。
その、実際の打鍵を見て、
気になったら調べてみてください。
2024年11月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック