2024年11月13日

【配列】大西配列練習法

例の動画が11万再生を超えたよ。すごいな。
そのせいか、各地に大西配列練習の声が聞こえてくる。

100時間は地獄だよ、を覚悟してるからか、
苦痛は耐えようと思ってるだろうけど、
間違った練習法だと苦痛の方がリターンを上回ってしまう。
なので、
やり方があることを知っておくといいよ。


1. 母音と二重母音の練習

あいうえお あおえうい おあいえう
えいあおう ういあおえ うおあえい

など、ランダム5母音をまずやろう。
左手はここだけできれば合格なので、
下積みのつもりでここをきちんとやろう。
そしたらあとで楽できる。

次に二重母音。

あい えい おう
おう あい えい
うえ えう おえ あお おおい ええい
えいえいおう

など。5母音ができてたら、まあできるはず。
高速でやれなくてもいい。
まず手に染み込ませる訓練だ。


2. 右手ホーム段

KTNSHをやろう。

まず人差し指のKTで、言葉をつくる。

かこ かた たこ とき とこ てき きて
かい こう とう たい とて くち たて
とか あきた こうこう とうこう こうかい
かいたい たいかい

中指のNを参加させる。

なかに なつく にてきた なんか
かんたん きっと あった たんたんと
ちんちん なに なんの きんにく にんにく
たにん つくえ のんき たね ねこ いぬ

SHを参加させる。

さあ した そして すいか ないす 
せんせい さんせい はんせい ひんせい
ふんか ふた たふ へんたい ほうほう
ほんとう にほん しはつ そしな しったか
はんにん ひんかく

まあ適当だ。なんでもいい。
作れる言葉は加速度的に増えていくので、
思いつく限りやってけばいいよ。


3. 右手上段

FWRYだけど、Fは無視してWRYをメインで良い。

わかい かわいい わかる
わるいやつ それを それは これは これを
そんなやつ やはり ゆうよ よゆう
それを かれを このことを

Yで拗音練習。ただしSYはSHのほうが打ちやすいよ。

きょう しょうしょう ちょっと
こうしょう しょうこう ひょうひょう
ちょん りょうかい しゅうりょう
にょろにょろ みょう こうみょう りょうくう
しゃつ しゃっと きゃく おきゃくさん
きゃら しゃかい かいしゃ きゃっと
ちゃんと ちゃんとした ちゃっちゃと
ひゃくえん ひゃあ ひゃくにんいっしゅ
みゃくみゃくさま りゃくしょう せんりゃく
しゅうしゅう しょうしゅう きゅうしゅう
きゅうしょう ちゅういいっしょう ちゅうかん
にゅうしょう しんにゅう りゅうこう はんりゅう


3. 右手下段とZ

右手下段は、
GDMJB

GDBは、清音の下段なので理解しやすい。
Jだけ例外的にSの濁音ではあるが、
左下のZ(アンドゥ用に動かしていない)と組み合わせて、
ZA JI ZU ZE ZO
または
ZI
のどちらを使っても良い。
ジャ行はJを使ってもZYを使っても良い。

がたがた わたしが それが あれが
ぎしぎし ぐたいてきに ぐいぐい
げんだい ごじら ぎゃくに ぎょうせき
ざんねん じてん じっとして ずかん ぜんぜん ぜんたい
ぞっとした かぞくけいえい
ざっし いざ ざいたく じしん さんじ
じつは じつじょう じょうしつ じゃくてん
やじゅう
だくおん だから からだ ちぢめる ちぢむ
つづく つづける でんき きでん それでは
でかい そうです どうして どうが
ばかな ひばん びじん いびつ ぶぶん ぶりぶり
ぶたい べつ べきです べきだ
ぼうりょく ぼいす ぼくのもの
びょうき びょうかん ごびゅう かいびゃく

あとはM。
またまた まいまい みんな むかし めだま
もうそろそろ せんもん みょうだぞ ですます
わかりました わかりません


4. のこりをやっつけよう

FPVー、。あたりが残ってるので、
これらを組み合わせて適当に単語にしたり、
文章を作っていくとよい。

ほぼ小学生くらいの作文はできるようになってるはず。


ここらあたりから、
ようやく自分の文章を書いたり、
タイピングゲームに挑もう。

この準備をしていかないと、
喋れない人に東京ドームで喋ってくれ、
みたいになって、
頭が真っ白になって、苦しいだけだと思う。


上で挙げた単語は適当に書いただけなので、
自分で作りやすい単語で練習するといいよ。

まだ咄嗟に動かないなーというキーがあれば、
苦手練習を集中的にやってもいい。

qwertyでは使わない指の組み合わせや運指経路があるので、
そこが苦手になるだろう。
たとえば右小指中段や下段はqwertyでは使わないため、
それと組み合わせる、H行B行は難しいかもしれない。

だけど練習してればわかるけど、
押しやすい位置のキーでは組み合わせる言葉が多く、
押しにくいマイナー位置のキーでは、
そもそも使う言葉が少ないことがわかる。

なので、自然とメジャー位置=メジャー言葉が速くなり、
マイナー位置=マイナー言葉が遅くなり、
俯瞰して見れば書く速度がトータルで上がるようになってるわけ。



実はこの仕組み自体は、
大西配列の専売特許ではなく、
合理的な新配列全ての特徴なのよね。

大西配列が苦手な人は、
また違う新配列に出会ってほしい。


大西さんは100時間が目処といった。

まあ一週間はこうした基礎単語練習ですね。
そこを乗り越えたら結構波に乗れるから、がんばって。
posted by おおおかとしひこ at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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