2024年11月15日

【薙刀式】こういうショートカットが欲しいシリーズ

MS-IMEでもMacでもなさそうなやつ。
たぶんエディタの仕事だとは思うんだけど、
デフォで欲しいよな。


・カーソル位置から行末まで消去(編集モード実装済み)
Macにはデフォであったはず。
Winにはない。
Shift+End→BSのマクロで実装可能。

・カーソル位置から行頭まで消去
上の逆。編集モードにはキー数が足らなくて省略。


・入力キャンセル(編集モード実装済み)
入力中未変換、変換後未確定、候補選択後未確定、
のどの状態でも入力前に戻してくれる機能。
ちなみにWinではアンドゥまたはESCで一段階戻るしかできない。

編集モードではEsc×4を発行して、
どの状態でも入力前に戻れます。
(タイピングゲーム中は強制終了になりがちw)


・確定エンド(編集モード実装済み)
再変換したとき、確定しつつ、今書いてる最新部へ行きたいときにつかう。
エンター→Endで実装。


・カタカナ変換、ひらがな変換(編集モード実装済み)
ctrl+iuで可能だけど、
もっといい位置に移動させたい夜もある。


・一文選択
TATEditorにあって、他のエディタにない機能。
かなり便利なのよなあ。

ついでに、追加入力で前の一文選択、後の一文選択も、
できるといいんよな。


・次ページ移動、前ページ移動
PgDn、Upは、厳密にこの機能を満たしていない。
Win×wordですら縦書きでいまだにバグがある。

頼むからこれが自由にできるようにしてくれ。


・ホイールスクロールをキー操作にもくれ
13ページほど移動したい夜もあるのだ。
マウスに行かないようにしたいんだよ。

あとアプリによって、
縦書きでホイールスクロールが逆になるのも、
なんとか吸収してくれ。

ex. iTextではホイール上で左スクロール、
TATEditorだと逆…


・改行後の空白部分にもカーソル移動したい
|をカーソルとしたとき、
・・・・・・・・|・
・・・・
という文章で↓に行くと、
・・・・・・・・・・
・・・・|
ここにいくやつやめて。

・・・・・・・・・・
・・・・    |
に行きたい。原稿用紙の上にいるようにしたい。
(完全にエディタの機能だろうな)


・縦書きと横書きで「次の文字」に対応するカーソルを統一したい
これもエディタのモード依存、かつWin特有の問題だが、
横書きで「次の文字」は→だけど、
縦書きで「次の文字」は↓なのよね。
Mac(emacs)は縦書き横書き関係なくctrl+fでいける。

何がいいたいかというと、
「鉤括弧ひらく、とじる、一文字戻る」を、
「」確定→ctrl+a(一文字戻る)
のように実装したいのよ。

そしたら、縦書きと横書きで頭を切り替える必要がなくなる。

これはOSレベル?


・ここを含む隣接する空白を全部選択
プログラムを組めばすぐできるだろう。
このマクロ便利だと思うんだよなあ。

n文字空白をTabに置き換えるとかは置換で可能だけど、
nが微妙にブレがあると無理だからね。


・ここから次の(前の)カッコ類まで移動
とじカッコとか忘れてるときとか。
何カッコで始めたっけ、とか。


・おなじ(〃)記号を使えたらなあ
手書きではしょっちゅう使う「〃」だが、
〃と書き入れたらその内容を自動補完してくれる機能くれ。

エディタでプログラム実装が必要だろう。


・前に書いた文の文脈から変換候補を判断する
前も愚痴ったけどさ、
今この話してんだからそれを第一候補にだすのは、
俺の話聞いてねえだろって思っちゃう。

これはIMEなのかエディタなのか。
テキストファイルをいくつか開いてたとき、
それぞれに移動した時も、
前の文章を判断して、
「うつ」が「打つ」なのか「撃つ」なのか判断してくれ。


・表記揺れ発見機能
機械的にできそうなんだが。
「できそう」と「出来そう」とかをチェックすりゃいいんだよ。
「わかる」と「分かる」と「分る」と、
「解る」と「判る」と…をチェックすりゃいいんだよ。
「ボリューム」と「ヴォリューム」を…(外来語めんどくさそう)


・再変換を正確に戻せ
今の所Winの再変換は、100%変換前のひらがな列には戻らない。
体感70%くらいかな。
漢字や熟語の読みを、独自の逆変換テーブルで戻しているため、
俺が打ったひらがなには30%くらいの確率で戻らないときがある。

ぶっちゃけ小説一冊10万字書いたって、
そのテキストは動画1分の容量の1/1000くらいなんだしさ、
俺の打ったひらがな全部記憶したってしれてんだろ。


・文節移動を真の文節移動にせよ
上と同様に、ctrl+←→は文節移動と説明されるが、
文法上の文節移動もせず、
変換した時の文節の切れ目単位の移動もしてくれない。
アルゴリズムはかなり謎の挙動をする。

英文の場合、単語がスペース区切りで並んでいるため、
ctrl+←→の単語移動はかなり便利なのだが、
日本語はかなりめちゃくちゃで使い物にならない。

小説10万字書いたって、
ショート動画の1/1000なんだから文節ぐらい覚えとけよ。


・挿入や消去の履歴
仕様はイメージできてないが、
単なるアンドゥリドゥツリーではなくて、
文というのは部分的に油絵のように、
最初に書いた文、直した文…
などのように地層が積み上がってるはずだ。

手書きなら履歴が明らかで、
だから僕は手書きを捨てない。
文の試行錯誤を俯瞰するためである。

ところがデジタルは永遠に消えてしまう。
部分的に地層のようになってたらいいのに。

その地層が存在しないのが、
「第一稿から直さなかった箇所」になるよね。

僕は5〜10稿くらいふつうに直す。
ファイル自体はナンバリングしてるけど、
その稿での試行錯誤は地層に残らないので、
これは是非機能としてはほしいのよね。

ああでもない、こうでもない、と考える時の、
材料にしたいんだよ。

たとえば今書いてる原稿はこんな感じ。
この履歴がきれいにデジタル化できたらなー。
C3E4004D-3816-4399-88F9-6E7DB872541D.jpeg



・たかが1万字書いたくらいでクソ重くなるwordは役立たず
10万字書いても新規ファイルぐらい軽いエディタください。
iTextはそれを満たしている。


いつも思ってるのはこんな感じかな。

OSレベルからIMEレベルからエディタレベルまで、
欲しいものがたくさんあるので、
統合環境開発できる人いたら共同開発しましょう。
うるさいユーザーにはなれるよ。
posted by おおおかとしひこ at 21:08| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何だか VZ Editor ⇒ Wz Editor の効能書きをつらつらと読まされているような気分(笑)。

例えば Wz Writing Editor なんていかがでしょうか。
https://www.wzsoft.jp/wzw3/

10万字を読み込ませた時の重さについては分かりませんが。

---
・かな漢字変換は「変換」キー
・ひらがな変換は「スペース」キー
・カタカナ変換は「無変換」キー

に設定して30年以上経つ 141F がお送りしました。
Posted by 141F at 2024年11月15日 23:09
>141Fさん

知らない世界がやってきた……ありがとうございます。
昔からこの名前を知っている人以外は、どのようにしてリーチすればいいんですかね。
名前のわからないものは調べられないという壁がある……

自作キーボードに比べれば7700円なんて一日で使う金額。体験版でもダウンロードしてみます。
Posted by おおおかとしひこ at 2024年11月15日 23:41
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