2024年11月16日

【薙刀式】左右盲

とっさに右と左がわからなくなる。
普段はそうでもないが、
配列を変えてプレッシャーの高い時にそうなる。

左と右に明確な役割の違いがあると、
左右盲になりにくいと経験的に思う。


お箸は右、お茶碗は左、を間違うことはない。
お箸を使えるのは右手しかないので、
左手で箸を構えることすら難しいため、
自然にそうなるものだ。
つまり、左右非対称だと間違わない。

ザクの左肩がタックル用で、
右肩がシールド、というのも間違わないだろう。
特に旧ザクのタックルは記憶に鮮烈だ。
大河原邦男の設定図を死ぬほど見たからかも。
シールド側からザクを描いた絵がないのも、
左右非対称認識に一役買っている。

親指シフト、新下駄では、
左右盲が発生した。
左の文字、右の文字に役割上の違いがなく、
意味的には左右の違いがないからだ。

新JIS、月、JISカナでは、
濁音になるカナは左手にある。
「濁音になるカナとそうでないカナ」を、
普段見分けてるわけではないが、
なんとなく左→右の動線ができてるので、
左右盲は発生しなかった。

飛鳥でも発生しなかった。
左シフトが明らかにメインで、
右シフトがサブの感覚があるからだ。
ただ左シフトはうまく使えても、
右シフトがもたつき、
左右シフトがバタバタするやつは、
全然マスターできなかった。
左手にイ段カナがある(拗音のため)のも、
なんか区別の役に立ってたと思う。

薙刀式は、
繋ぎのカナは左が多く、
トドメ(語尾)のカナが右に多いため、
左右盲はほぼ発生しない。
武術的な、左前右後ろの感覚なのよね。
(中国武術や剣道は右前だけど、
薙刀は左前なので)


で、今編集モードの大工事中で、
左右盲が久しぶりに発生して興味深い。

かつて:
左は記号、右は編集

今:
アクセスしやすい1面(左右とも)を編集、
2面(左右とも)を記号
→左右盲発生

かつての左右関係に戻して、
今回の改造の主旨を実現
→左右盲おさまる

ほえー。


裏表の関係より、
左右の関係のほうに意味が欲しいんだ、
自分の感覚では。



単に、
慣れたものが更新を拒んだともいえるけど、
左右盲がなんか嫌なので、
大きな構造は元の関係に戻しつつ、
色々いじることにした。

すでに20版を超えて、
色々やっております…


編集モードに限って言えば、
小指伸ばしキーが欲しい…
キーが足りない…
3面用意してもいいんだけど、
絶対覚えらんねえよなー。
(カナより面数が多い編集モードってのもね)


フェイルセーフのこともあるし、
どういう間違い防ぎが可能かも、
しばらく回さないとわからんので、
これはこれでまた試す。
posted by おおおかとしひこ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック