2024年11月16日

【風魔】會田望監督を悼む

Twitterで知ったんだけど、
會田望監督が亡くなってたらしい。

風魔ファンにはおなじみの、名作メイキング映像の監督
(撮影・編集も)だ。

言葉にならない。
あの暑い、熱すぎる夏、同じ釜の飯を食った戦友。



その後一回も会ってない。
だけど同じ監督という職業、
ライバル視しながらも、どこか仲間意識が僕にはあった。

世間話で覚えてるのは、
彼は東宝映画演出部として入ったが、
演出部はもうすぐ部署として閉める、
というシビアな話。
あの黒澤以来の伝統の演出部を?勿体無い、
と會田さんの行く末を心配したものだ。

つい先日もシンウルトラマンのクレジットで見かけて、
プロダクション統括ってなってて、
出世したんかなーと思ってたところ。
ググったらその後いくつかの映画でその役職で入ってて、
うん、活躍は善きことよ、と思っていた。


僕が風魔を終えてあのチームを抜けた後、
Rhプラスから俺天まで、
監督をやったらしい。
(Rhプラス2話のタイミングで引っ越して、
tvkが映らなくなってしまったので未見です)

メイキング監督からドラマ監督に出世して、
きっと次は映画を、と狙ってたと思う。



風魔ファンたちよ。
今夜は爆笑名作メイキングを見て、爆笑せよ。
舞台のメイキングの狂った時間も見続けよう。

會田監督は爆笑映像をつくった。
だから腹抱えて笑ってあげるのが、
彼が何よりも望んだことだ。

今後もメイキングを見て、湿っぽくなってはならぬ。
初めてあのメイキングを見て、
ドラマでのシビアな場面と真逆の、
男子校ノリのオモシロキャストたちを追いかけて、
テンポよい繋ぎで見て大爆笑したのと同じように、
腹を捩らせよう。
また夢中になろう。

それこそが彼の望みだ。




ナレーターの郷里さん、照明の井上さんに続き、
3人目の鬼籍とはなあ。
まだ早いよねえ。
いつかどこかでブラッと再会して、
酒でも飲もうぜって言えるつもりだったのに。
東宝のつくる映画の愚痴で盛り上がったり、
じゃあ理想の映画って何だよとか、
朝まで語り合いたかった。


今夜は笑うぞ。
posted by おおおかとしひこ at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 実写版「風魔の小次郎」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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