2024年12月01日

【薙刀式】手書きの今、タイピングの過去

この一ヶ月、3.3万字の脚本を手書きで書いてて、
この4日、それを薙刀式で清書していた。
4日あれば、仕事を終えたあと2〜4時間ずつで3.3万字は清書できる。
8000字/日だから、まあ知れてる。

で、やっぱタイピングは過去を見てて、
手書きは今を見てるなと実感する。


タイピングでも、
僕は変換結果をろくに見ずに、
ノールック確定をしながら書き進めることがよくある。
(薙刀式動画でよく示している)

ただそれだと誤変換結構するから、
ちょいちょい「戻って選択して再変換して確定して復帰」
の編集モードの一連を使っている。

この時にどうしても一旦過去へループバックしなければならず、
それがタイピングのストレスだ。

なぜなら僕の手書きは今しか見てないからだ。


僕が手書きしてるときは、
現在地点すら見てないかもしれない。
だって「自分がどんな字を書いたか見てない」からだ。
ペン先を視線は見てるけど字はみてない。
手が手旗信号やるみたいな感じ。
決められたダンスをしてるみたいな。
だから、
字を見て確認してなくて、
「自分はこのような字を書いた動きをしたはず」
というつもりで手が動いている。

唯一過去へ戻るのは、
「自分の知らない字を書いた時」だな。
「これで合ってるよな…」のときだけ、
現在は中断され、
一瞬過去に戻ることがある。
(1000字に数回?)
たとえば僕は「挨拶」をいつも書けなくて、
拶はかけて、挨と埃は土偏と手偏だなー、
なんて元に戻って書き直す。

そんな時以外は、過去に書いた字を見ることはない。

ただ今日の執筆を終えて、
ざーっと斜め読むときだけ、
過去を見てるな。


この、現在だけを見るような感覚に、
タイピングはなかなかならない。
変換結果を一切見ずに、
ざーっと書いていけばそうなるが、
変換がめちゃくちゃだとイライラするだろうな。

以前「ひらがなのみで書く」という動画をやってみたら、
2000字/10分ペースだったから、
実はこれで書いて、
その後ちまちまと全文変換していく、
というやり方もあるかもなあ、
と今は考えている。
これと口述筆記は何が違うんやろ?


現在、何が一番手書きに近いのだろう?
じゃやっぱ手書きでよくて、
タイピングを捨てるべきなのか?

誰だよタイピングは手書きよりいいって言ってたやつ。
単に手書きが下手だっただけなんじゃないか、と、
今は疑っている。
posted by おおおかとしひこ at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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