ctrl+pがプリント、
ctrl+uがアンダーライン、
とか、「文字と機能が一致してるもの」は、
動線と関係なくそれが一意だろう。
だけどさ、
「文字の意味とは関係なく、
その位置で発動するショートカット」
の方がむしろ多いと思う。
ZXCVは、左下の一角だ。
巻き戻し、一時停止、早送りのJKLは、
位置関係のみだ。
ctrl+Fの検索はもともとfindだろうが、
置換のGやHは「その隣」だからだろう。
VimのHJKLカーソルも、
文字ではなく位置関係。
Windowsのリドゥ、Ctrl+Yは世紀の愚策だと思ってて、
「Zのひとつ前だからY」という、
位置に対して意味をもってきて、
しかも分かりにくく、
しかも変な位置という最悪しかない。
(一方Macは、command+shift+Zというまあ納得できるやりかた。
昔はcommand+Rがリドゥのアプリも多かったが、
いつの間にか消えたね…)
Adobeで「縮小/拡大」を使う時、
ctrl+-/+と意味に割り当てられてるのだが、
実はこれ、
「USキーボードでは-+が隣り合ってるし、
しかも右上の方だから」という、
意味と位置を考えたバインドなんだけど、
JISで使う時は、
アプリによって、
ctrl+-と、ctrl+^(USでの+位置)のときと、
ctrl+shift+;(JISで+のキーコードを出す)のときが、
混在してることがあって、
アホかお前らとよく思うことがある。
英字配列を変える時、
困るのがショートカットだろう。
意味だけでショートカットを組んでるならいいんだけど、
世の中のショートカットは、
位置によるものと、意味によるものが、
混在しまくってるのが阿呆だなと思う。
まあ最初は意味によって覚えようとしたんだけど、
そのうちアルファベットが足りなくなったり、
同じ頭文字を持つ別機能が増えた結果、
位置で決めたのだと考えられる。
ctrl+s(save)、ctrl+a(select all)なんかは意味で置いたんだろうね。
いつも左薬指でSを取って、
痛くなることがよくある。
僕は、ショートカットは、
位置で決めるべきだと考えている。
数個しかなくて、頭文字を覚えればよいで済むならいいが、
ことはそんなに簡単にいかないからだ。
保存のSも、もう移動していい指に振るべきじゃないか?
(薙刀式編集モードではR位置だ)
よく使う、ないし本質的なものはいい指に、
付随的な、あまり使わないものはダメな端の指に、
置き直して、
しかも連続して使いがちなものには、
アルペジオなどの連接を与えるべきではないか?
そんな風に、
配列とショートカットの間に入ってくれる、
ショートカット専用常駐ソフトは、
AHKですぐに実装すればいけるだろう。
こうすることで、
位置を考えたショートカット類になるだろう。
ただVimなどの、
「単打アルファベットで操作する系」が、
うまく機能しないかもしれない。
このへん、モデファイヤ系とは異なるので、
大統一できるといいんだがなあ。
薙刀式の答えはひとつで、
「文字入力、編集に必要なものだけを厳選する」だ。
つまり、その他は勝手にやってくれと線引きしている。
僕はctrlなどのモデファイヤを押してる時はqwertyに戻す設定を使っているので、
大きく困ることはない。Vimも使ってないので。
どこかで覚悟を決めなければ、
「新配列やめとこ」というのが消極的トラブル回避策になり、
現状を変えることは何ひとつできないだろう。
2024年12月09日
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