1. 新配列の習得期
2. qwertyと混乱期
3. qwertyと分離期
の三段階を越えなければならない。
えっちらおっちら練習して、
習得期を越えたとしても、
混乱期が待っている。
配列の感覚が混ざるのだ。
これは前の配列が強く残ってるほど顕著だと思われる。
そしてこの混乱期をしばらく耐えると、
分離期がやって来る。
「qwertyが思い出せなくなったらどうしよう」
と心配する人は、
習得期、あるいは修得前に心配している。
混乱期、分離期を想像できてないと思う。
Twitterから。
> ローマ字入力とかな入力混ざらないって言ったの誰だよーふつうに混ざるがー!?となっている。 qwertyで「あ」って出そうとして「j」を打つし(薙刀式で「あ」は「j」なので)、「い」のつもりで「k」(略)、「と」のつもりで「do」、「た」のつもりで「na」を打ってしまう。
あー、まだ混乱期ですねー。
分離期まで待ちましょう。
「混ざらない」というのは、
「分離期まで到達できる」という意味ですね。
カナ配列同士、ローマ字配列同士だと、
「分離しきれず、混乱期から抜けられなくなる」
傾向にあります。
これに比べると分離期に至りやすい、
というだけにすぎないのです。
で、ただ待ってても混乱期は抜けられず、
両方を積極的に使う、
つまり「積極的に分離する」練習をしないと、
混乱期は終わらない可能性があります。
僕は併存を諦めて、
qwertyを衰退させた
(むしろ最低レベルから伸ばさなかった)ので、
分離もクソもないですが。
しかし面白い間違い方をするんだなー。
母音はまあ予想通りとしても、
「to」を「とo」と打ってしまって「do」に、
「ta」を「たa」と打ってしまって「na」になるのか。
多分これは頑張れば分離可能だと思う。
発想が混ざってるので、
頭の切り替えが指の切り替えに至ってないと思う。
2024年12月14日
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