2025年04月05日

なぜ女はワルが好きなのか

ちょっと分った気がするのでメモ。


昔から女がワルが好き、というのは謎だった。
悪い奴は悪いのであり、
まっとうに生きている人がモテなくて、
ワルがモテるのが理不尽だなあ、と思っていた。

だけど、「男も女も反抗期である」と思うと、
分りやすくなるのではないかと思った。


男の反抗期は、普通にワルになる。

別に不良にならなくてもいいが、
「体制に反抗する」ことを行動としてやるようになる。
ポーズだけでもいいし、本当に思ってやっていてもよい。

これは人類の本能のようなものだ。
体制に順応して、体制に飲み込まれる遺伝子しかなかったら、
その体制が崩壊したときに全滅する。
反抗期があり、体制を変える人がいたら、
旧体制がなくなったときに生き残る確率が上がる。
だから反抗期は、
人類の進化として獲得した本能のようなものだ。

だから中二くらいになると、なんでも反抗して、
反体制になるのである。
これは死ぬまで収まらないだろう。
とくに大阪人は反東京なので、
体制側のものにはなんでも文句をいうことになっている。笑
東京体制への対抗意識もあるだろう。
お前だけがベストではないぞ、
こっちの原理のほうが正しいかもしれないぞ、
と意見や態度や行動で示すことがよくあるだろう。

中二では、「体制と違うこと」こそがアイデンティティになることがあり、
逆張りと反抗期とアイデンティティの目覚めは、
共通集合だと僕は考えている。

さて、男の反抗期はこんなものだけど、
女の反抗期に「ワルを好きになる」というパターンがある、
ということが今回気づいたことだ。


女は弱い。これは事実だ。
力も弱いし権力も弱い。
なので、体制に直接反抗することをせずに、
「反抗できそうな人に寄り添う」ことを選択する、
ということだ。
コバンザメ戦略だ。
もちろん男でもコバンザメ戦略を取る人もいる。

男のように直接反抗したら目立ち、殺される?ので、
目立たないように、反抗者の陰に隠れるわけだ。

自分では反抗できないが、反抗する側の傘に入る、
という選択肢が、「ワルを好きになる」じゃないだろうか、
と思ったわけ。

弱い男が悪い女を好きになることと、
対称かもしれない。
悪い女は独立して、力があるような見え方をしている。
そして、体制に与せず、独立しているように見える。

女はなかなか独立にたどり着けないので、
ワルに寄り添うほうが、自分がワルになるより楽ということだ。


なるほど、ワルが好きなのは、そういうことかー、
とさっき腑に落ちたのでメモした。

俺たち男は勝手に反抗期に入り、拳を振るうが、
女は振るえる拳がないから、拳の方を好きになる、
というだけのことであった。
女は拳を振るわないかわりに、
拳を振るう獣の背に乗るのだろう。

もちろん強い女は勝手にロッカーになったりするだろうが。

同様に、弱い男は悪い女を好きになる
(たとえばつよつよアイドル)ことで、
自分の反抗心を仮託するのだなあ、
などと想像する。

ということで、ワルに好きな女を奪われる男は、
そいつよりも体制を変えようとしていないということだね。
もっとロックに、エッジに生きるべきだ。
まあ単純に女は強い男が好きという本能もある。
優しい男は強そうに見えないだけの話である。
強く生きたまえ。優しいとよわっちいは違う。


幼なじみの優しい男と、
ワルで世界を変えようとする男の、
二人の間で揺れ動くのは少女漫画の古典である。
そしてワルに惹かれていくのだ。
ヒロインと幼なじみは、
世界を変えるほどの力を持ってないからだ。

ヒロインは反抗期だ。
だからワルに惹かれる。
反抗期が終わると、幼なじみに帰ってくる。



で、悪が蔓延る世界が体制になる
(北斗の拳とかダークファンタジー的な世界観)と、
それに命懸けで反抗する正義のレジスタンスがモテて、
ワルとかどうでもよくなるだろう。
悪いのが好きではなくて、
世界を変える力を持つ人を好きになるわけだから。
posted by おおおかとしひこ at 08:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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