2025年01月04日

【配列】今更だけどT9入力というのを知った

ガラケー時代に色々なメーカーに搭載されてたらしい。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/T9

子音のみで入力して、あり得る候補を選択する方式。


なるほど、wktkやggrksというのは、
T9入力のことだったのか。
僕はトグル入力
(a=あ、aa=い、aaa=う、aaaa=え、aaaaa=お、
のやり方)しかやったことなかったので、
wktkはアラビア語の母音省略かと思ってた。
(根っ子は同じだろうが)


母音の場合はaを入力することで、
5母音のどれかというようだ。

つまり俺の名前は、
aaaktshkを入力して、候補から選べばよいわけか。

だけどそんなにうまくいくのかな。
辞書が優秀でなければ、
なかなか候補が出てこなくてイラつきそう。
明示的にカナを確定できなかったのかしら。


T9入力法自体は、
アメリカのプッシュホンでみたことがある。
1にいくつかのアルファベットが割り振られ、
2に同…
となっていて、
数字列を入力すると、
最もあり得る英単語が正解という、
ややクイズ的なやり方だ。
圧縮暗号としてはなかなか優秀だけど、
デコードに100%成功しなさそうな、
やや不完全な印象を受ける。
そのデコードをIMEが受け持ってたのだろう。

CharaChoderや英語ステノでは、
こうした多少の符号圧縮が行われていて、
IMEがデコードを担当している。
英語スマホのなぞり入力もそうなので、
英語ではこうしたデコードがしやすいのかもしれない。


ただT9日本語で気になるのは、
文字列→カナの変換の次に、
カナ→漢字の変換があり、
都合二段変換やん、ということ。
ここが気にならなければいけるのかしら。
(ダイレクトT9というのがのちに開発されて、
ひらがな、漢字などまるっと候補選択出来るようになったらしいが、
候補が膨大になるのでは?と心配する)

手数としては少なそうだけど、
のちに補完のほうが楽だと、みんな気づいたのかもね。


うまくIMEさえ練れれば、
今のへっぽこ変換のiPhoneフリックより良くなったりして。

先日、弊社のドメインをアルファベットで入れたら、
「dge~ッターン」と変換してお前は正気かと思ったよ。
ちなみにqwertyを「パワーワード」と変換するんだよこいつ。
どないやねん。
posted by おおおかとしひこ at 23:27| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私はNECのダイレクトT9ユーザーでしたが、快適でしたよ
もっともT9は死ぬほどマイナーでしたが
(ユーザー以前に、存在を知っている人がいない)

>>つまり俺の名前は、
T9日本語入力はローマ字入力ではなく、かな入力なので
「おおおかとしひこ」は
「aaaktshk(2→2→255877774455) 変換」ではなく
「あああかたさはか(11124362) 変換」ですね

>>なるほど、wktkやggrksというのは、
wktkやggrksはローマ字表記の母音省略でしょう

「w」は9のキーですが、「わ」は0のキーですし、
「ぐ」は「g(4)変換」ではなく
「か ゛(2*)変換」ですし

通信料金が従量課金制だった時代の、通信量を1バイトでも少なくする工夫からきたものだと思います

>>辞書が優秀でなければ
これはおっしゃる通りなのですが、むしろ逆で、実用に足る辞書が開発されたから、T9入力が成立した、だと思います

>>のちに補完のほうが楽だと、みんな気づいたのかもね。
まさしく
Posted by あす at 2025年01月05日 09:54
>あすさん

なるほど゛゜は後付けでキー数を稼いでたのか。
情報ありがとうございます。
フリックがない時代のテンキーによる工夫だなー、
と思ってみてたので、
ひょっとしたらT9からフリックを発想したのかもしれないですね。
Posted by おおおかとしひこ at 2025年01月05日 13:14
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