きのう風呂の中で指をこねたりストレッチしたり、
手を組んで動かしてみたりして、
なんとなく発見したやり方。
1. 両手を組む。指を違い違いに。
自分に指が見えるようにする。
2. 一本だけ指を曲げ伸ばしする。秒3回くらいのペース。
この時、他の指がついてくるか、
それとも独立かを見る。
3. 各指のスコアを100から引いてゆく。
-0: 他の指は微動だにしない(完全独立)
-10: 他の指がピクピクと動く
-20: 他の指がちょっと動いちゃう
-40: 他の指がだいぶ(動かす指の半分くらい)動く
-50: 他の指が動かす指と同じ程度動く
なお、2本以上動いてしまう場合は、それぞれ引く。
このテストで両手を組むのは、
指の根本を固定して、指のみの運動を使うことだ。
やってみると分かるけど普段より動かしにくい指がある。
それは、手のひら、手首、肘までの筋肉を援用しているのだ。
その影響をカットして、指のみを動かすテストだ。
僕の結果。左からならべると:
80 10 80 100 100 / 100 100 90 80 90
左薬指がきわめてポンコツだ。
左中指がほぼ同じ動きをして、
左小指も半分くらい動く。
両手を組むのを開放して左薬指を動かすと、
多少はマシになる。手首や肘を器用に援用してるようだ。
逆にまともに独立に動くのは、
左右の人差し指と親指のみ。
この4本しか頼りにならぬのか。
右手は全部独立してるやろと思ってたが、
案外他の指がピクピク動く。
意外だったのは左中指で、
左人差し指と薬指の両方がピクピク動く。
右中指は右薬指がピクピク動くだけなのに対して、
左中指は人差し指とも分離できてないことが判明した。
独立している指で打つのに比べて、
従属している指を使うと、
他の指も疲れてしまうのだと考えられる。
あるいはタイピングで独立させようとして、
指以外の筋肉、肘や肩まで使うことになる。
だから、物理的に弱い以上に、
疲労が蓄積しやすいのではないか。
強度の面では薬指>小指なのだろうが、
独立度の面では小指>薬指だ。
この逆転が、話がややこしくなるところ。
小指伸ばしが通常のキーボードで沢山あるのに、
あまり文句を言われない理由は、
独立してる小指で「取りやすい」からだ。
キーの打ちやすさ/打ちにくさを評価する上で、
この数字は参考にならないだろうか?
単純な指一本のエネルギー労力の計算だけだと、
「他の指がつられて動いているエネルギーの無駄」
を無視したことになってしまう。
あるいは、「その指を独立して動かそうとするための、
手首や肘や肩の疲労」も。
90以上は無視できるが、スコア80以下は、
無視できない影響がありそうだね。
しかし俺の左薬指、こんなにポンコツとは思わなかった。
僕はqwertyの苦手がAとSで、
よくみんなあれを打ててるなーと思う。
2025年01月06日
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