昔30キー×30キーの900連接を測定した。
速いアルペジオは隣指連打のうち速いもの、
だけではなくて、
隣鍵(斜めを含む)だけでもなかったんだよね。
画像だけ載せておくか。
そのキーから始動の2連接と、
そのキーで終わる2連接の表。
さらに詳しくは:http://oookaworks.seesaa.net/article/490739021.html?1736421693
HI, HK, NI, NK, MIなどの1つ飛ばしや段をまたいだもの、
JO, JLなどの指を飛ばしたもの、
なんかはかなり高速だ。
対称性、つまりAB=BAも成り立たない。
おおむね、内から外へ流れるほうが速くなる。
(例外はOI>IOとかわずかな感じ)
ちなみに、僕がアルペジオというとき、
これらを全部含んでいっている。
まあ広義のアルペジオということで。
(狭義のアルペジオは、同段隣指隣鍵だろう)
しかもこれは右手だけでいえて、
左手は相当だめになる。
なので、
アルペジオとは何か、ということを考えて、
うーん定義できん!となった記憶がある。
「片手連打で速いやつ」でいいかー、
というあいまいな結果となった。
しかも下手なアルペジオよりも、
同鍵連打のほうがまし、というのも興味深い。
LL>L;, ;Lだったりするし。
一応同指連続はアルペジオに含めないことになっているが、
人差し指二連で他の指のアルペジオよりも速い連接もたくさんあったりして、
アルペジオってなんなん、って思うこともある。
あと3連接はどうする、4連接もありえるか、
などと考えるとよくわからなくなる。
なので、
「おれが打ちやすいと思う片手連接(一応同指連続を除く)」でいいんじゃないか、
くらいにゆるく考えていいと思う。
左右交互は平均的に良い成績なので、
おおむね左右交互を使っておいて、
特別なものはアルペジオを使って稼ぐ、
というのがよいだろう。
そこにどういう特別を持ってくるかで、
新下駄は統計順位、
飛鳥、薙刀式、ニャウ配列は、
日本語の中核語(何を中核と思うかは色々)、
という思想の違いがあるわけだね。
(飛鳥の時代のアルペジオは、
まだ同段アルペジオ程度しか認識されていなかったように思う。
そこに新下駄が斜め方向のアルペジオを導入して、
薙刀式がもっと色んな方向あるやろ、
段越えても行けるやろ、などと拡張した感じ)
解剖学的に何かある気もするが、
人によって違うこともあるかもだし、
訓練やこれまでの生活で変わってしまうかもしれない。
なにせサンプルが1なので偉そうなことは言えない。
少なくとも薙刀式は、
この手のデータで打ちやすいようになっていることはたしか。
(うで体/あし体の話は関係あるのだろうか)
2025年01月09日
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