とても困る矛盾だ。
ちょっと書くなら、ノートPCが立ち上がっているときは、
ノートの(重たい)パンタグラフを使うほうが手っ取り早い。
自作キーボードのほうが遥かに楽で、
圧倒的に打ってて気持ちいいのだが、
「これから数百字書くのか、何千字か書くのか」を、
事前に知ることができないのだ。
今日は1万字くらいノートのパンタで書いて、とても後悔している。
どこかで自作キーボード出せばよかったと。
(持ち歩いているのに)
肩凝るわ。
ケースから出して、左右をならべて、左右ケーブルをつないで、USBをつないで、
と、4工程いるのが面倒なんだよな。
それをするなら今何十字かは打ちたいものね。
というわけで、パッと書きたいのか、ガーッと書きたいのか、
自分の中で分らないとき、
困る。
今日はそんなに調子がよくないし、
パッと書いておしまいだな、と思ってたんだけど、
思わずガーッと書けてしまった。
これを事前に知る方法がない……
プロ作家は、一日に書く文字数を決めているという。
習慣にするということと、肌理をそろえるということと、
走りすぎない、ということも関係してそう。
でもなあ、調子とかあるやん……
無線にしたら、
出す、電源入れる、の2工程になるだろうが、
思いついたときって、その2工程も惜しいのよ。
バブル時代の話だけど、
フランス高級料理店でコピーを思いついたコピーライターが、
とっさに恋人の口紅でテーブルクロスに書きなぐって、
きみこれはいくらするのかね、と買い取った、
という逸話もあるくらい。
僕はそんなときのために、左前ポケットにボールペン、
カバンに紙を忍ばせている。
とくに飯屋で思いついたときは、
紙ナプキンに書くことも多いね。
そんなスピードが自作キーボードになくて残念……。
ノートPCを開く、書く、くらいにしたいので、
自作キーボードはそういうときに不利よね。
(つねにトップにエディタが立ち上げてあります)
2025年01月14日
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がほしいですね。
僕のはすでに立体キーボードなので、
ノートみたいに折りたたむ機構ではないのです。
また、左右分割は、今日の調子で置くところを変えた方がよい
(一日の中でも位置を変えて負荷を変える方が良い)ため、
その自由度を展開する時間(30秒程度?)が必要です。
書いてる途中で「こりゃいけるぞ」ってなって、
自作キーボードをセッティングしてるうちに、
作品の神がどっかいってしまうことは、
物書きならいつも経験してることですね。
2秒の邪魔でアイデアは飛ぶので。