2025年01月14日

【薙刀式】今日何文字書くか事前にはわからない

とても困る矛盾だ。


ちょっと書くなら、ノートPCが立ち上がっているときは、
ノートの(重たい)パンタグラフを使うほうが手っ取り早い。

自作キーボードのほうが遥かに楽で、
圧倒的に打ってて気持ちいいのだが、
「これから数百字書くのか、何千字か書くのか」を、
事前に知ることができないのだ。

今日は1万字くらいノートのパンタで書いて、とても後悔している。
どこかで自作キーボード出せばよかったと。
(持ち歩いているのに)
肩凝るわ。

ケースから出して、左右をならべて、左右ケーブルをつないで、USBをつないで、
と、4工程いるのが面倒なんだよな。
それをするなら今何十字かは打ちたいものね。

というわけで、パッと書きたいのか、ガーッと書きたいのか、
自分の中で分らないとき、
困る。


今日はそんなに調子がよくないし、
パッと書いておしまいだな、と思ってたんだけど、
思わずガーッと書けてしまった。
これを事前に知る方法がない……

プロ作家は、一日に書く文字数を決めているという。
習慣にするということと、肌理をそろえるということと、
走りすぎない、ということも関係してそう。
でもなあ、調子とかあるやん……

無線にしたら、
出す、電源入れる、の2工程になるだろうが、
思いついたときって、その2工程も惜しいのよ。

バブル時代の話だけど、
フランス高級料理店でコピーを思いついたコピーライターが、
とっさに恋人の口紅でテーブルクロスに書きなぐって、
きみこれはいくらするのかね、と買い取った、
という逸話もあるくらい。

僕はそんなときのために、左前ポケットにボールペン、
カバンに紙を忍ばせている。
とくに飯屋で思いついたときは、
紙ナプキンに書くことも多いね。


そんなスピードが自作キーボードになくて残念……。
ノートPCを開く、書く、くらいにしたいので、
自作キーボードはそういうときに不利よね。
(つねにトップにエディタが立ち上げてあります)
posted by おおおかとしひこ at 20:32| Comment(2) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自作キーボード内蔵ノートパソコン!!
がほしいですね。
Posted by とる at 2025年01月14日 21:46
>とるさん

僕のはすでに立体キーボードなので、
ノートみたいに折りたたむ機構ではないのです。
また、左右分割は、今日の調子で置くところを変えた方がよい
(一日の中でも位置を変えて負荷を変える方が良い)ため、
その自由度を展開する時間(30秒程度?)が必要です。

書いてる途中で「こりゃいけるぞ」ってなって、
自作キーボードをセッティングしてるうちに、
作品の神がどっかいってしまうことは、
物書きならいつも経験してることですね。
2秒の邪魔でアイデアは飛ぶので。
Posted by おおおかとしひこ at 2025年01月15日 08:33
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