3つのよく使うキーについて議論してみよう。
A: もっとも使うAを左小指に任せることは、
qwertyローマ字最大の愚行である。
これがF位置に来るだけでも相当マシになるだろう。
N: 次に使うキーはこれだ。
ナ行はそんな使わなくて、「ん」でNNと2回使うのである。
もちろん、ナ行ア行に続かない時はN一回で良いが、
「ん」はカナの中で3番目に出現するカナなので、
Nの使用頻度はとても高い。
これがたまさか右人差し指にあるから、
qwertyローマ字は許されてる可能性がある。
仮に;位置なら小指が折れてるだろう。
また、もしナ行のみにNを使い、
「ん」と別キーにするならばNはもっとマイナー位置でもよい。
「ん」キーを作ることは、NかNNかを考えなくて済むということ。
T: 次に使う子音はこれ。
左人差し指の打ちにくい位置にいる。
Fと交換していいでしょ。さっき動かしたAとかぶるね。
こうして、qwertyをいったん動かし始めると、
止まらない列車が動き出すので、
みんな怖くなって「やめとこ」ってなると思う。
深淵を覗いた気になってしまうのだ。
ただ、
そんな得しなくてもいいから、と考えれば、
JとTを交換すれば、だいぶマシになると思う。
仮に「ん」はN位置にして、Nを;に移動でもよかろう。
これだけでもずいぶん手の動きはおさえられるよ。
ただ、どうせやるならガッと変えてしまえ、
だと思う。
どこまで思い切れるかで、
行段系、カナ、漢直の、3つのルートがある。
とりあえず行段系の世界に触れてはどうか。
大西配列、SKY配列あたりがとっつきやすい。
その他の行段系は無数にあるのでさがしてね。
一応上の工夫を配列図にしておく。
QWERJ YUIOP
FSDAG HTKLN
ZXCVB んM,.
これだけでも指の使用頻度はましになるよ。
右下にーを持ってきてもいいよね。
数日使って、
「配列を変えることのメリット」を体験するには、
ちょうどいいかもしれない。
2025年01月18日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック