2025年01月20日

【薙刀式】新下駄の人があまり呟かない不思議

Twitterから。
> 新下駄配列ってユーザーけっこういるはずなのに、ネットで言及されることがイマイチ少ない感じなのと、qmk実装とかのやってみた、が少ないのって、なんかユーザーの傾向とかそういうところで、割と内向きとかなんだろうか?

なんでやろ。100人以上はいると思う。
1000人いるかな、そこはわからないけど。


qmk新下駄って、そういえば聞かないなー。
comboだけの実装だとメモリが足りないから、
eswaiさんがやったようなアルゴリズムを組む必要がある。

qmk親指シフトも同様なので、
初期の頃に比べると最近聞かないなー。

というか、
最近の自作キーボードの流行は、
間違いなくVIAとかRemapのおかげで、
cプログラミングかつ自力コンパイルを、
しなくなったことが大きい。

もし今でもこれをやらなきゃいけないなら、
「え?自作キーボードするのにcプログラミング必要なんですか?」
ってリアクションされちゃうんじゃないかな。

僕はcの頃からやってるから、
cじゃないと痒いところに手が届かなくて、
かえって使いづらいと思うのだが、
まあキースワップしてMod/Tapするだけで、
だいぶキーボードの使い勝手は激変するから、
それでいいと思っちゃうんだろうな。


だが親指シフトや新下駄の同時押しシステムは、
VIAやRemapのような簡単なqmkには存在しない。
そもそもqmkはUS生まれだから、
「IMEの状態によって挙動を変える」
なんて機能が存在しない。
(明示的にIMEオンオフを発行して、
そのあとに何かすることはできるが、
今ここがIMEオンオフどっちかを取得して、
挙動を変えることはできない。
厄介なことにWindowsは、
ローカルウィンドウごとにIMEの状態を保存してて、
グローバルなIMEオンオフができない)

なので、日本語特殊配列の、
実装自体がめんどうだったりする。


というわけで、
自作キーボード界隈には、
いまいち新配列が広まらないのよね。
「キーを入れ替えただけで実現できる」もの、
Eucalyn配列や大西配列は浸透し始めている。

自作キーボード界隈でない界隈だと?

新下駄界隈があまりいなさそうなんだよなー。
クラスタとして存在してるわけでもないっぽい。

小説書く人とか、何人か使ってるツイートは見たことあるけど、
「それ以上書くことがない」のは問題だ。


何が便利なのか、
どうして手放せないのか、
これをやることで昔とどう変わったか、
どれくらいでマスターしたか、
なんて感想記があると、
みんな踏み出しやすくなるんだけどなあ。

新下駄やってみたい人は潜在的にいるはずで、
そんな人の疑問に答えられるページがあるといいんだけどね。

作者ページだけじゃない、
ユーザー目線の話とかも聞きたいでしょ。


僕は触ったけど結局やめたので、
毎度そのレベルの話しか書けなくて申し訳ないので、
誰かガッツリ書いて欲しいんよね。

親指シフト界隈にもそれはいえる。
そんなに良くて速いなら、
「親指シフトのいいところ100」を、
毎日書けばいいのさ。
僕はカナの配置にはかなり疑問があるので、
たとえば「た」がここにあるからいいんだ、
みたいな話は聞いてみたい。

薙刀式に関しては、
僕は毎日色々書いてるからいいとして、
色んな人が色々書いてくれてもいいのになあ、
などと思っている。


まあ、マスターした瞬間のテンションがマックスで、
使ってるうちに古女房みたいになって、
話すこともなくなる、
という気持ちはすごくわかる。

なので、
「全く知らない人にむけた、
0から○○配列とはなにか、
そして何が良いのか、なぜ良いと思うのか」
を解説する記事を、書くといいと思う。

公式にリンク貼っておしまいにするのではなくて、
「自分の言葉」で書くといいと思う。

間違えてはいけない、過不足があってはいけない、
と気を使ってしまうのかも知れないが、
「くわしくは公式へ」を最後にリンク貼るくらいにしておいて、
ガッツリと「自分から見た○○配列」でいいと思う。

なんなら「○○配列と私」でいいんじゃないかな。

ガンダムヲタが今日もガンダムを語るように、
語るところいっぱいあると思うけどなー。
(僕はゴリゴリの1st原理主義者なのだが、
その理由を語ると一日では済まないだろう)



いや、検索で出てきにくいだけで、
どこかで語ってるのかもしれない。
Twitter、Googleの検索では届かないところがあるかもね。
MastodonとかGithubとかはかなり外部からの検索が届かない。

しかし、
親指シフトや薙刀式に比べて、
新下駄使用者の呟きが少ないのは気になる。
新下駄使ってて楽しい言葉20選とか、
みんな書いてくれ。
posted by おおおかとしひこ at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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