2025年01月25日

テレビのお客さんは誰か

テレビを見る人々、視聴者だと僕は思う。
そうじゃないから、歪んだのかな?


なぜなら視聴者はテレビにお金を払うわけじゃないからだ。

ラーメン屋のお客さんは、
ラーメンを食べたい人だが、
テレビのお客さんは、
見るだけで何もしないわけだ。

じゃあテレビのお客さんは、
お金をくれて、CMを流すスポンサーだろうか?
あるいは、
そのスポンサーを引っ張ってきてくれる、
広告代理店だろうか?
視聴率に関係してくれる人気芸能人だろうか?
株式会社だから、株主だろうか?
あるいは、普通じゃできないことの便宜を図ってくれる、
政治家や人質の二世社員たちだろうか?

つまり、
「上納という営業をして、いい顔をしたい人はだれか?」
ということを考えようとしている。


どうしてもサービスしなければならないとして、
「誰に」サービスするのが目的を果たせるか?と考えれば、
「テレビのお客さんは誰か?」になる。

視聴者じゃないだろうね。

だから、
私たちは「テレビにバカにされた」と思うんじゃないかな。
君らが接待するべきは我々ではないのかと。

もちろん美人アナと二人きりになれる権利ではなく、
「たのしませてくれ」
「公正な報道をしてくれ」
だろう。
テレビなんだから。

ラーメン屋にいってラーメンが出ずに、
美人アナが出てきてもラーメン出せというわ。

第一の「たのしませてくれ」は、
もうずいぶんと廃墟になっている。
第二の「公正な報道を」は、
記者会見の悪手で潰えた。

だから、私たちがフジテレビを信用する理由はどこにもない。


フジテレビのお客さんは誰か?
フジテレビの社長や会長は、誰が客だと思っているのか?

それを明らかにすることが、
本来の闇を暴くことになるのだが、
それは明かされまい。


1997年、お台場にフジテレビが引っ越して、
僕らは社会人一年目だった。
俺たちの才能を世に出したくて、
同期の二人と「お笑い共通一次を受けようぜ」
って、お台場まで問題を取りに行こうとしてた。
そんな憧れの存在は、もうどこにもない。



映画会社の客は誰か?
映画を見てくれて、料金を払うお客さんである。
そこは有料制なのでわかりやすい。
お客さんの満足がすべてだ。

ただ、人気芸能人や大監督や、
映画館そのものが客になることもあろう。
付き合いもあろう。
ある程度は必要悪としても、
歪みを大きくしすぎず、
ほんとうの客の顔を見続けてほしいものだ。


僕は自分の映画の試写会で、
ずっと映画を見る人の顔を見ていた。

映画会社の社長は、そうであってほしい。
posted by おおおかとしひこ at 16:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 脚本論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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