最近こんな感じの平均法則があるんじゃないか、
と考えている。
熟練したことでも、と条件をつけようか。
ほんとの熟練工はもっとミス率低いかもだけど、
普通の日常でも人はそれくらい間違う、
くらいに考えておくとよいのでは、
という話。
だから誤打率は5%で常に考えようぜ、
ということだ。
なぜなら、文を書くということは定型書類を書くこととは違い、
毎回違う事をすることだからだ。
僕がBSをU位置に置いたのは、
「よく使うキー」だと考えたからだ。
ローマ字ではAを12%使うけど、
それに匹敵する程度使う、という肌感が僕にはあった。
とはいえBS自体を誤打する場所は嫌だなーと思って、
それを避ける場所に置いた。
実際、BSは切り貼り用途によく使うと僕は考えている。
植木職人のハサミみたいに、
いらない箇所を切って、
整える時によく使う。
そしてプラス常に5%の誤打に備える、
と考えると、
結構使うんじゃないかと思うわけ。
実際、僕のタイプカウンターは8%前後を推移している。
編集+誤打として、
5よりやや多いのが理解できる。
薙刀式は、
文字頻度だけだとJは11.7%使う。
BSの頻度から補正すると、
11.7×.92=10.8%。
Jを10.8%使い、U(BSの位置)を8%使うわけさ。
これはなかなかだね。
僕は昔から標準位置のBSが、
遠すぎると考えている。
唯一許せるのは「端っこにある」からだと思ってて、
さらに右一列あるキーボードとかお前なんもわかってねえな、
と思いながら眺めている。
親指BSも悪くないが、結構使うので大変じゃないか。
親指シフトの:位置(右小指中段;よりもう一個右)は、
こうしたBSの要求に対して、
厳しすぎる位置だと考えてるが、どうですかね。
論理配列は何から入ればいいか、
なんてのを考えると、
BSとエンターを動かそう、から入るべきかもしれない。
僕のおすすめはFJとBSエンターの交換かな。
一回それくらいドラスティックにやると、
「ホームポジションに軸足を置くべき」
という標準運指の思想がわかるのではないだろうか?
そうすると、qwertyローマ字の文字配置は、
標準運指で使うには理不尽である、
と分かるようになるだろう。
RTCというトップレベルタイピング大会ですら、
誤打率5%を基準としていて、
「厳しいルール」と言われているくらいだ。
人は20回に1回はまちがうのである。
それが設計に入ってない設計は、
ヒューマンインターフェースとして間違ってる、
と僕は思う。
ノーミスでないと死ぬシステムよりも、
多少の間違いを許容して自己訂正しながら進むような、
ゆるいシステムが長く続くのではないか。
で、その基準としては、
経験的に1/20くらいじゃね?ってこと。
2025年01月26日
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