ATCの準備段階で、「qwerty、JISカナ、フリックのことを何と呼ぶか?」
と言う話をしたんだけど、「標準配列」としか言えないよねーと。
だからATCは「新配列による大会」とはいわずに、
「非標準配列による大会」とした。
新旧だけではわからんだろうと。
新配列が普及し始めた世界では、
それは単に配列と呼ばれるはずだ。
配列何使ってる?とか。
そしてqwertyやJISカナは、旧配列と呼ばれるだろう。
レガシーの葬り方を、我々は今から考えなければならない。
まあ今旧配列っていっても何のこっちゃなので、
これを目標にするしかない。
誰か偉大な、配列について全知全能の人が、
旧配列を標準配列(JIS規格)に定めたのではない。
そしてJISには「複数の配列を切り替えること」
についてはなんら言及がないと思う。(未確認)
標準配列は、
慣習からそうしただけであり、
当時の慣習とは「おしなべた人々」ではなく、
「一部の専門オペレーター(その人たちしか目で見て探せなかった。
ブラインドタッチはその中でもわずかな人たちであろう)」
であった。
じゃあ慣習が変われば、標準も変わるべきだ。
今はPCを触る人すべてが、
なんらかの形で日本語を書く。
かつての慣習は手書きをオペレーターが清書してた。
今、書き手は即清書係だ。
そのための配列は標準にはなく、
旧配列しかない。
慣習だけで決まるのならば、
新配列が広まれば昔の慣習を上書きできる。
便利な新配列を使おう。
それをただの配列というまで使おう。
薙刀式はその中でも、最も習得が簡単なカナ配列のひとつだ。
2025年02月12日
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