以前新下駄をやったときに思ったことで、
今回編集モードを考えていて思ったこと。
編集モードは、
DFを抑えながら右手の右1面と、
CVを抑えながら右手の右2面がある。
色々な操作系があり、
なるべく同じ面を連続で使うような、
連続シフトを想定しているが、
時々1面から2面、2面から1面に移動しなくてはならないことがある。
この時に、
「両手を連動して動かす」
という動作を要求される。
薙刀式が人差し指逆手シフトを採用している、
とはいえ、
ホームポジションがほとんどだから、
あまり両手を連動して手の位置を変える、
という意識はない。
しかし編集モードで編集していると、
しばしばこの問題にぶち当たる。
まあ、たいていはミスタイプして気づき、
アンドゥして戻る、
ということをやっている。
この、両手を両方動かして、
別の位置に移動させて同期をとる、
というのは僕は苦手みたいだ。
同時押しシフトが苦手な人は、
こういう感覚で苦手なのかもなあ、と想像する。
両手で同時押しシフトする配列に新下駄があるが、
僕はこの、
「同時シフト→同時シフト」となる移動が苦手だった。
たとえば「される」は、()を同時押しとすると、
(SL)(DK)V
であり、各指で見るとアルペジオになっている。
SDVとLKという感じに。
これを両手アルペジオと呼ぶことにしよう。
両手アルペジオは新下駄の特徴的なところで、
意図的に良く使う言葉にこれを盛り込むことで、
言葉の進行をやりやすく、速くした工夫だと考えられる。
でもこれ、僕は無理だったのよね。
人によってこれは難しい部分があるんじゃないかと考えている。
誰もができる技能ではないと。
極端にいうと、左手で四角を描いて、右手で三角を描くような感覚かな。
同時に同じことをするのならいけるが、
別々を同時にするのは難しいのかもだ。
僕はお手玉とかも苦手な部類だ。
ただ、「決まっているパターンなら、練習すればいける」
可能性はあると思う。
それを今編集モードで味わっていて、
ううむ、と思っている次第。
とはいえ、完全に同じ面だけで作業することは難しい。
どうしても面を渡ることになる。
なんかうまいアイデアはないか。
新下駄ができる人は、
この「両手を別々に、同時に動かすが出来る人」
かもしれない。
出来る人にとってはとても良い動線なんだろうが、
僕は無理ですわ……。
などと考えながら編集モードを微妙にいじっている。
(せっかくマニュアルを書き終えたのに、
そこの部分だけ改訂だな……)
2025年02月09日
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