2025年02月07日

【薙刀式】一息は何文字か

日本語の単位はどれくらいかで考えると、
やはり5文字、7文字だと思う。
僕はこれを一気に書きたい。


仮に一息で書ける単位を1ニョロと呼ぶことにする。
1ニョロは何文字でもいいが、
頭に浮かんだ言葉のひとかたまりみたいなものだ。

頭の1ニョロを、手の1ニョロで書けるのが、
ベストということになる。
で、日本語の1ニョロって、5文字や7文字じゃないかと思う。
だから、俳句は3ニョロで思いつき、3ニョロで書けるべきなのだ。
(7の部分は5/2や4/3に分れるときがあるので、
1・5ニョロくらいのときもあるだろう)

もっと長いニョロもあるだろう。10字20字くらいを一気に思い付き、
それを1ニョロで書きたいこともあると思う。
ていうか、興奮して書いているときは、
頭の中から出てくる1ニョロは長い。

僕はその打鍵を取りこぼしたくなかったので、
それを1ニョロで書ける道具が欲しかった。
ペンでは出来るが(それでも追いつかないときがある)、
デジタルでは出来なかったからね。

だから、一筆書き的になるように、
薙刀式の運指はアルペジオが増えていったのだと考えている。


ラクダエンさん:
> 漢語を2モーラ単位の多重チャンクと捉えるなら基本末尾にしか来ない。こあそど-んな、なん-だとにの 辺りも子音挟むからンで切れていい

だとすると、1ニョロが相当短くなってしまうんよね。
だから1ニョロの打鍵塊を長くするために、
「ん」は端っこだとつらいんじゃないかと思ったわけだ。
外へ行って内側へ折り返すのは手間だから。
「子音母音ん」くらいの短いニョロよりも、
ずっと長いニョロで書きたいので。

前の例でいうと、
「簡単」は2ニョロじゃなくて1ニョロで書きたい。
「簡単な」「簡単に」「簡単に言うと」「すっごい簡単」も1ニョロで書きたい。
まあ、このへんが、僕がローマ字だと打鍵数が多くて無理で、
カナ配列だと打鍵数が少ないからニョロが可能だ、
と思った理由でもある。

結果、アルペジオで色々なカナをつなぎ、
1ニョロで5文字や7文字書くことがわりと簡単になってきたので、
だからカナ配列はいいぞ、薙刀式はいいぞ、
といっておこう。


> だから行段の運指面からはンは小指がベストだと思う、思うんだが、小指をン専業にしても十分キツい……!

やはり4%でも小指、耐えられなかったか……。
そこそこ書くと小指4%はキツイって思うんだよなあ。
カナ配列で小指8%とか正気じゃないと僕は思うよ。
やはりそういう配列を作っている人は、
僕らほどガンガン書かないんだと思う。
posted by おおおかとしひこ at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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