もし賢いなら、
いますぐwikiの「経路依存性」の項を、
誰でもわかるように書き換えてくれ。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E8%B7%AF%E4%BE%9D%E5%AD%98%E6%80%A7
何を言ってるかぜんぜんわからん。
用語が未定義のまま振り回されていて、
ハイコンテクストすぎる。
日常用語なのか専門用語かの区別くらい色分けしといてくれ。
デファクトスタンダードはなぜ定着して、
なぜ動かないのか、を議論したいのだが、
そこに経路依存性という経済用語が出てくるらしいので、
調べたがさっばりわからん。
1. 初期状態で、原理上様々な選択肢がある
2. ひとつの方式が何らかの原因で支配的になる
(合理だから、というわけではない。
安売り戦略で普及した、ベータよりも性能の悪いVHSは、
支配的となった。無知の人々に画質を訴求できなかったのだ)
3. 一旦拮抗の天秤が傾いたら、
元に戻せなくなり、デファクトスタンダードという、
ポテンシャルの井戸に落ち込む
4. 動かそうとしても元に戻る力のほうが大きいため、
ブラックホールのように脱出できなくなる
という現象の説明のどこを経路依存性が説明しているのか知りたいのだが、
wikiが阿呆すぎて理解できなかった。
これと進化論の、適者生存と淘汰との比較を論じたいのだが。
ちなみに、海洋生物には、
どのような進化系統樹であっても、
いずれカニの形に似てくる「カニ化」という現象があるらしい。
それは水中の抵抗と運動性能の関係ではないか、
と考えられている。
だが、すべてのデファクトスタンダードは、
海の中の話ではないだろう。
デファクトスタンダードには、
「対等な複数の方式が考えられるが、
たまたまそれが支配的になった」パターンと、
「先行する何かよりも合理的なものが生まれたのだが、
(不合理な)先行の普及を動かせない」パターンがあろう。
前者は、
車の右側通行/左側通行、エスカレーターの右(関西)/左(関東)、
信号の赤青の位置などがある。
電流の向きが1/2の確率を外したのは、
人類にとって損失であった。
(+極からー極を電流の向きだと定義したのだが、
のちの科学の発展によって、
電気を運ぶ電子は、ーから+だと判明した。
そこで電流の向きを逆と再定義します!
と言えなくて、ずるずると現代に至る。
歴史学の発展による、
聖徳太子はいなかったとか、
鎌倉幕府成立は1192の征夷大将軍任命ではないとか、
みたいにすればいいのに)
後者は、
qwertyが代表的であろう。
のちに良い論理配列ができても、
人類は頑なにqwertyを変えない。
「莫大なコストがかかる」というのが理由らしいが、
「それによる損失のほうが莫大」と、
なぜ誰も言わないのか?
「このままでは隕石が衝突して人類が滅亡する」
とか言わないと、qwertyは変わらないのだろうか?
単位系もそうだよね。
メートル法のほうが単位系がすっきりするのに、
慣習という理由で、
アメリカがマイルヤードポンドガロンを使っている。
これを変える方法を、
人類はもっていない。
一生変換コストを払い続ける羽目になっている。
もちろん短期では莫大なコストだろう。
億じゃ足りなくて、何兆円もかかるだろう。
だけど、
莫大な変換コストが以後なくなるなら、
やっとくべきことだと思うがね。
トランプぐらい強気のやつが、
国際単位系と国際キーボードに現れればよいのに。
所詮は政治でしか決まらないので、
神の見えざる手なんて言ってる経済学レベルで、
どうこうできるわけではなかろう。
(余談だが、僕が文系学問をあまり信頼しないのは、
現状の説明しかできなくて、
その理屈でやってみて成功することを保証できないからだ。
理系学問では予測してオペレーションできる。
微分方程式を解けば弾は放物線を描き、
実際に大砲の弾の着弾点を予測して成功できる。
経済学や社会学や心理学にこれがないのが批判点だ。
もちろん、成功したそれらは、
決して表沙汰にはしない得をして黙ってるかもしれない)
というわけで、
今回も経路依存性を理解する気力が失せたので、
デファクトスタンダードを崩す方法についてはよくわからん。
かしこい経済学者はいますぐwikiを編集せよ。
2025年02月15日
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