2025年02月08日

【配列】テンキーによる2打式フリック入力の提案

(この記事は、http://oookaworks.seesaa.net/article/510154018.html?1739019790
で議論した100年先の未来の、目で見て打つ半数の人が使うべき、
もっとも簡単な入力法について、今出来る実装の話だ)

テンキーとカーソル系の島があれば、
フリックが実装できると思う。
あるいは、フリック専用の、
テンキー型自作キーボードもつくれるだろう。

以下に必要な仕様をまとめておく。


物理キー

シフトキー、カーソルキー
(テンキーの左側にあるとする)

789ー
456+
123入
0,.入

下段は便宜上0,.と表記した。
テンキーによって機能が異なることがあるため、
とりあえずこの位置にあるキーとする。
入は2Uの縦長キーとする。

ー: BS、+: 空白キー、入: エンター
とする。

数字入力は数字切り替えキーが別にあるものとする。
英字入力は英字切り替えキーまたは通常キーボードを使うとする。

カナ入力の仕様:

789456321に、あかさたなはまやらを振る。
,にわ。
そのあとに、52468であういえおで、
2打式のカナ行段系とする。
ただしヤ行のいえには「」、ワ行のいうえにはをんーが入る。
最下段左右の0.は特殊キーで、
濁点半濁点や小書きの後付け、句読点や!?が入っている。
(詳しくは省略)

これらをテンキーに印字する。

たとえば5は、


 あ
のように、行段を色違いで印字するとわかりやすい。


これで、見た目を探すだけで、
(最低限の)日本語のかな漢字変換ができるはず。

これ以上やりたければキーボードを使うべきだが、
キーボードを使わずとも、
簡単な日本語入力がこれなら可能なはずだ。


実際、一からqwertyローマ字を覚えるよりも、
これなら両手を使わずとも打てるし、
なんなら両手打ちすればもっと早くなろう。


プログラム自体は対して難しくないと思うので、
自作キーボードでぜひ作られたい。

印字キーキャップだけ難しいが、
Yuzukeyがそのサービスを始めたはず。
(結構高いという話は聞いた)
試作品は数万円で可能だろう。


切り替えキーを含めて21キーで実装可能な日本語キーボード。
qwertyローマ字よりキー数が少ないため、
初心者はこれを使うべきではないだろうか?

DvorakJはテンキー部分を実装できないので、
誰か何かで実装してみてください。
濁点後付けに対応するため、カナモードでの使用が現実的かしら。



スマホフリックに負けるのは、
スライドしてる気持ちよさの部分だ。
どうしても2打になってしまうのが悔しい。
候補選択もタップでなくカーソルを使うのもやぼったい。

だがこれが日本語を打つのに使いやすければ、
いずれ広まるのではないか。
キーキャップが印字付きであることが重要だな。
ブラインドタッチできない人は7割いるのだ。
その人たちをqwertyローマ字から解放してやりたい。
そんなに大量に書かないなら、
いずれこっちの方が楽と気づくと思う。
posted by おおおかとしひこ at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック