2025年03月01日

【薙刀式】ロウスタッガードは左手がねじれる

あらためてそう思った。
今薙刀式v16のいろいろな版を、
ロウスタッガードと格子配列で打ってテストしているのだが、
ロウスタッガードはどんな版でも左手が左にねじられる。


最近ロウスタッガードの打ち方を変えようとしていて、
左手を内側にかぶせるようにする構え方。

ただこうするとCを中指で取ることが難しくなり、
そのたびに左にねじる必要が出てくるので、
結局ねじられるようになるんだけどね。笑

C人差し指というのは以前からある最適化運指法だけど、
なるほどそういう理屈か。
左手を右にかぶせるように構えると、
比較的負荷が減るかも?

だけどいずれにせよ、
自然に構えられないという点では、
非対称なロウスタッガードには一分の理もない。
あらためて、それを確認するだけのことをやっている。

とはいえ、
ロウスタッガードでも労力最小にはしたいので、
それはチェックしておきたいのだ。


ノートPCのロウスタッガードパンタグラフって、
俺の自作格子MiniAxeの30倍くらい疲れる気がする。
こんなので長文なんて書けるわけないじゃんね。
少なくとも30グラムの押下圧が必要だけど、
60グラムでもロウスタッガードをやめたほうが、
効果があるかもしれない。
それくらい、左手のねじれは健康被害を発するものになると思う。


qwertyローマ字のロウスタッガードがそれほど問題にならないのは、
XCVQあたりをほぼ使わず、AERTあたりしか使わないので、
最初から左にねじられて使われているからだと思う。
これをきちんとホームに構えないといけなかったら、
腱鞘炎者続出で、もっと問題が早く発見されていたはずだ。

つまり左手が、上から見て左にねじられるとき、戻すときに、
負荷が大きくなるということだと思う。
いわゆるヨー回転だね。
左肘と手首の小指側とを結ぶ筋を使うものだけど、
引っ張る方の筋肉を使うため、左肘が特に負荷が高くなるはず。


最近あまりロウスタッガードは使っていなかった。
肘が痛くなることがわかっている道具を、わざわざ使う理由などない。
でも世の中はこれにあふれている。

つまり、生産性の観点からみると、
日本人は左肘が痛くなる前までしか、文字数を打てなくなる。
それか、左肘を壊しながら長文を打つかの二択だ。
(そして作家には手に爆弾を抱えている人は多い。
フリーランスだから労災は出ない。
つまり、壊れるまで使うだけだ)


これ、どこが責任を持つのだろう?
目の前で問題は起こり続けているのに。
posted by おおおかとしひこ at 10:22| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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