あらためてそう思った。
今薙刀式v16のいろいろな版を、
ロウスタッガードと格子配列で打ってテストしているのだが、
ロウスタッガードはどんな版でも左手が左にねじられる。
最近ロウスタッガードの打ち方を変えようとしていて、
左手を内側にかぶせるようにする構え方。
ただこうするとCを中指で取ることが難しくなり、
そのたびに左にねじる必要が出てくるので、
結局ねじられるようになるんだけどね。笑
C人差し指というのは以前からある最適化運指法だけど、
なるほどそういう理屈か。
左手を右にかぶせるように構えると、
比較的負荷が減るかも?
だけどいずれにせよ、
自然に構えられないという点では、
非対称なロウスタッガードには一分の理もない。
あらためて、それを確認するだけのことをやっている。
とはいえ、
ロウスタッガードでも労力最小にはしたいので、
それはチェックしておきたいのだ。
ノートPCのロウスタッガードパンタグラフって、
俺の自作格子MiniAxeの30倍くらい疲れる気がする。
こんなので長文なんて書けるわけないじゃんね。
少なくとも30グラムの押下圧が必要だけど、
60グラムでもロウスタッガードをやめたほうが、
効果があるかもしれない。
それくらい、左手のねじれは健康被害を発するものになると思う。
qwertyローマ字のロウスタッガードがそれほど問題にならないのは、
XCVQあたりをほぼ使わず、AERTあたりしか使わないので、
最初から左にねじられて使われているからだと思う。
これをきちんとホームに構えないといけなかったら、
腱鞘炎者続出で、もっと問題が早く発見されていたはずだ。
つまり左手が、上から見て左にねじられるとき、戻すときに、
負荷が大きくなるということだと思う。
いわゆるヨー回転だね。
左肘と手首の小指側とを結ぶ筋を使うものだけど、
引っ張る方の筋肉を使うため、左肘が特に負荷が高くなるはず。
最近あまりロウスタッガードは使っていなかった。
肘が痛くなることがわかっている道具を、わざわざ使う理由などない。
でも世の中はこれにあふれている。
つまり、生産性の観点からみると、
日本人は左肘が痛くなる前までしか、文字数を打てなくなる。
それか、左肘を壊しながら長文を打つかの二択だ。
(そして作家には手に爆弾を抱えている人は多い。
フリーランスだから労災は出ない。
つまり、壊れるまで使うだけだ)
これ、どこが責任を持つのだろう?
目の前で問題は起こり続けているのに。
2025年03月01日
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