2025年03月06日

【配列】行段系の濁音、半濁音拡張

qwertyローマ字に引っ張られてか、
kg、td、sz、hbp、fv、
の全キーを用意するのが普通だけど、
キー数を減らすための拡張をすることもある。


・濁音シフト
濁音は、清音の何らかのシフトにする。

センターシフトはカタナ式のやり方。
(カタナ式ではシフト母音はそのまま母音になるので、
シフトを離すタイミングを気にしないところが優秀だ)

他にも何かと同時押し、何かを前置する、
などがありえる。


・濁母音を用意する
5音の他に、゛あ…などを用意する。
phoenixカナ配列のやり方。

phoenixのかしこいのは、母音行キーを入れて、
全カナを2打に定義して、
なおかつ同時押しで1カナを出すようにした点。
しかも同時押しと言いながら、
ABとBAの順押しを同じものに定義してるだけなので、
ゆっくり押しても逆順でも出せるのがよい。
行段系として再評価してもいいんだけど、
2段に収めるために運指が犠牲になってる気がするなー。
(まあ漢直のために1段空けるためのものだしね)

子音部は4減るが、母音部は5増える。
一長一短。


・pはmの濁音扱い
多くの行段系で使われている。
口の形が同じなので、濁音とみなせる?らしい。
これで、mの裏に何もないのと、
半濁音という中途半端なものを整理できる。


・濁点、半濁点キーを用意する
が=k゛a
と3打になるが、2個増えて4個減るのでトータルでヨシ。

ローマ字で使われてないqlなどを利用してもよい。
他の4指と繋がれる親指に濁点を置く手もある。


・ローマ字で定義されてない子音の組み合わせを濁点とする
たとえば、kta=が
のように3打式にする。

決まったキーを濁音にする(上ではt)と、
濁点キーを作るのと同じだが、
子音の隣の子音とアルペジオ打ちしたら濁音、
などのように柔軟に定義できるのがミソ。

カタナ式ではこれは促音に使った。
kkと同鍵連打は遅いので、子音アルペジオを促音としたのだ。

促音と濁音、それぞれ運指しやすい組み合わせで定義してもよい。

あるいは、仮にktが隣り合ってるとして、
phoenixカナのように、kta=tka=が
のように定義しておくと、tk同時押しが使える。
(カタナ式ではそれを促音に使った。
促音からつながるのは、濁音または濁音になる清音と限られるため。
組み合わせが多すぎて最後はアルペジオにしたけど)




ラクダエンさん:
> もちっと行キー減らせねえ?と思ってkka→「が」的なことを試してみた
あんがい悪くない。が良くもない。なんかホールドするよりはリズムがいいが、普通に疲れる。

同鍵連打は遅いので、
別指を濁音になるように調整してはどうかなー。
(まあそれでも濁音拗音は4打になってしまい、
「ぎょう」とかky゛ouとか5打いるけど)
posted by おおおかとしひこ at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | カタナ式 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック