あまりにも酷い表現なのでボコボコにしておく。
典型的な「表現側のオナニー」で、
何一つ伝わらない表現だ。
OD(オーバードーズ)するより、
SD(相談)しよう
ということらしいんだけど、
まず覚えられない。
ODとSDを対比的に見れず、
「なるほどね」と思えない。
そもそも「オーバードーズしよ!」って思ってやるもんなの?
オーバードーズは、
診断する側から見た、外からの用語であって、
オーバードーズする側の用語じゃないでしょ。
「よーし今日は酒を飲みすぎるぞ!」って、
酒を飲む人はいない。
「酩酊するまで薬を飲む」ことを、
「オーバードーズ」と呼ぶことを知ってる人すら、
少ないのではないか?
「薬の飲み過ぎに注意しよう」と言ったって、
そんなの酒を大量に浴びたい気分の時には無駄な一言だ。
「薬の飲み過ぎは命を削る」と、
なぜストレートに言わないのだろう?
「薬の飲み過ぎをやめられない人への、
相談窓口があります」と、
なぜストレートに言えないのだろう?
実際のところ、オーバードーズが問題ではなくて、
そこに至る人生の問題がほとんどでしょ。
ほんとにオーバードーズする人を、
本気で止めようと思ってるとは思えない。
キャンペーンやりましたという証拠でしかない。
その効果測定や、何人それで助かったかは、
どうでもいいキャンペーンだ。
キャラクターに羊が使われている。
睡眠薬のオーバードーズがメインなのだろう。
だったら、
睡眠薬の飲み過ぎは命を削ります。
悲劇の前に相談窓口へ。
とストレートに言えばいい。
そうしたら、やめられない本人だけでなく、
周りの人が電話してくれる可能性だってある。
そんな議論が厚労省の中になく、
羊のカワイイキャラで、
「ODよりSDを」なんて似非クリエイティブしてるのが、
なんという上から目線。
こんな部署に税金払ってるのかと思うと腹が立つ。
2025年03月11日
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